知り合いが、昨日道路が凍っていて、運転中にスピン、大破した。
びっくりしたが、彼女は無事でホッとした。
しかし、
もう、道路が凍結している、ということに今更だけど驚いた。
既に冬は来ている。
私の大好きな冬。
一年の残りの季節は、冬の為の序奏曲のようなもの。
生命が凍てつき
温かさや、優しさを拒否するように見える季節。
その中で、山の土は浄化され、
雪の下で静かに春の芽吹きの為の活動が守られながら続く。
厳しい、辛い冬があるから、春がより美しい。
でも、いつも山に上がり、
一面白と青の世界を眺める時、
色とりどりの他の季節より、私は綺麗だと感じる。
余計なものが全てかき消され、澄んだ空気の青と、雪の白、
そして冬にだけ近くで形を露わにする風。
山にいると、
近代的な便利な物の多くがいかに必要ないかを実感する。
贅沢ではない、怠惰と欲の極みに思える。
冬はそんな、普段緩みきった自分への戒めの季節でもある。
そして、冬、厳しくなればなるほど、
一人で居ることに居心地の良さを感じる。
結局、私は一人が好きなんだと思う。スキーをしても、みんなで滑ったり、アフタースキーを飲んで騒いで都会と同じ環境に自分を置くのが凄く苦手だ。
スキー自体も、有線放送で台無しになるやまの斜面が残念だし、本当は一人、山を転々と歩きたい。

70年ほど前の父が、
していたような、
尾根を渡り歩く冬を一度でいいから過ごしたいと思う今日この頃。

今年も冬が来た。