■フィーリングやノリといったものを最重要視する先生がいらっしゃいます。 | 60代からのジャズピアノ。【オンラインレッスン可、初心者、シニア対象。脳トレ・認知症予防コース有り。】

■フィーリングやノリといったものを最重要視する先生がいらっしゃいます。

フィーリングやノリといったものを最重要視する先生がいらっしゃいます。  

「そんなもの、適当に弾けばいいんだよ」
「ノリだよ、ノリ!」
「フィーリングで自由に!」
「音を感じて!」  

といったように。  

フィーリングやノリが重要なのは同意見ですが、ジャズをこれから習おうという初心者の方にそんな事をいってもわからないのではないでしょうか?  

楽譜もあんまり読めない、コードやテンションやスケールもほとんどまだ知らない、アドリブといってもみんな何を弾いているのかわからない、という初心者の方に、「フィーリングで弾けばいいんだよ」と言っても弾ける訳がないと思うのです。ある程度練習方や奏法も知って、少し弾けるようになった、その上でのフィーリングやノリだと思います。  

フィーリングやノリも重要ですが、ジャズは理論も大事です。 私はレッスンを論理的に進める事が大事だと思っています。  

理論に基づいて論理的に、というと難しく聞こえるかもしれませんが、初心者の生徒さんに教える場合でも、意外に理論で説明するとすぐ理解してくれる場合が多いです。例えば、  

・Aの場合はBの手法を用いる
・このコード進行ではAとBの方法で即興演奏ができる
・Aのように弾いてもいいのはBという理由から
・この部分はAとBというスケールが使える
・この部分のコードの仕組み  

など。  

私が思うに、教える場合は論理的の方がいいと思います。慶応義塾大学の学長も同じ事を言っています。  

理論を使って論理的に、でもゆっくりあせらず、遅くても確実に一歩一歩。  

それが私の考え方です。


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