■コードを覚えたいクラシックピアノの先生方へ
つい先日の以前の記事にも書きましたが、コードを覚えるには、コードブックはオススメしません。
コードブックやコード表には、「このコードはこういう音で成り立っていますよ」という事しか書かれていないものがほとんどです。例えばこんな感じ。
「C7」→「ド、ミ、ソ、シ♭」
「Gm7」→「ソ、シ♭、レ、ファ」
決して間違いではないんですが、これだと、例えば「○7」というコードは12種類あるんですが、それすべてを覚えなくてはなりません。そうではなくて、
○7だったら○7の仕組みを覚えるのです。
○7の仕組みは、
長3和音 + ルートから短7度の音(ルートから1音下の音)
です。「C7」の場合なら、
「C(ド)」をルート(根音)にした長3和音、「ド、ミ、ソ」に、ルートから短7度の音(ルートから1音下の音)=「シ♭」を足して、
ド、ミ、ソ、シ♭
という事になります。
ではG7はどんなコードでしょうか?
「G(ソ)」をルート(根音)にした長3和音、「ソ、シ、レ」に、ルートから短7度の音(ルートから1音下の音)=「ファ」を足して、
ソ、シ、レ、ファ
という事になります。
このように仕組みを覚えれば、「○7」というコードはマスターした事になります。
12種類すべての「コードの構成音」を覚える必要はありません。
コードブックやコード表には、「このコードはこういう音で成り立っていますよ」という事しか書かれていないものがほとんどです。例えばこんな感じ。
「C7」→「ド、ミ、ソ、シ♭」
「Gm7」→「ソ、シ♭、レ、ファ」
決して間違いではないんですが、これだと、例えば「○7」というコードは12種類あるんですが、それすべてを覚えなくてはなりません。そうではなくて、
○7だったら○7の仕組みを覚えるのです。
○7の仕組みは、
長3和音 + ルートから短7度の音(ルートから1音下の音)
です。「C7」の場合なら、
「C(ド)」をルート(根音)にした長3和音、「ド、ミ、ソ」に、ルートから短7度の音(ルートから1音下の音)=「シ♭」を足して、
ド、ミ、ソ、シ♭
という事になります。
ではG7はどんなコードでしょうか?
「G(ソ)」をルート(根音)にした長3和音、「ソ、シ、レ」に、ルートから短7度の音(ルートから1音下の音)=「ファ」を足して、
ソ、シ、レ、ファ
という事になります。
このように仕組みを覚えれば、「○7」というコードはマスターした事になります。
12種類すべての「コードの構成音」を覚える必要はありません。