音色の違い
例えばギターのレッスンでしたら、ほとんどの場合、楽器は生徒さんご自分の楽器を使います。それに対してピアノレッスンの場合は、教室にあるピアノを使います。レッスンの度にご自宅のピアノを運んでくるなんてありえませんもんね。ですので、必然的にどの生徒さんも同じピアノを使ってのレッスンになります。
毎回面白いなと思うのは、同じ楽器なのに弾く人によってどうしてこうも音が違うんだろう、という事です。幼稚園の女の子が弾いているような純粋な音の人、音に影がある人、繊細で透明感のある音を出す人、音が大きい人と小さい人。
やはり、その方の性格が音にも出るものなんですね。「十人十色」と言いますが、それは「楽器の音色」という分野においても言える事なんだと毎回痛感させられます。