久しぶりの絵画展
去年になりますが、久しぶりにおもしろい絵画展を見に行ってきましたのでご報告しま~す
兵庫県立美術館で2012/10/27~12/24までやっていました。
その名の通り、現代絵画らしい展覧会で新鮮な感じでしたよ
その時の様子を一部ですが私が興味を持ったものだけご紹介するとします
上からウェルカムです
久しぶりだな
いつもエントランスの向こうにキューブがあります
コレコレ~気になる絵だぁ
この絵は二艘木 洋行(にそうぎ ひろゆき)さんの絵で
会場に行くまでの通路や階段に展示されてありました
チケットにも器用されていましたね
下手うまっていうんかなぁ~
なんかひかれるものがありますね
パソコンのネット上にあるお絵描きソフトで制作してあるらしいのですが、
あまり機能性が高くないことから子供のような決してそうでないような絵を作れるのだそう。
渡辺 聡(わたなべ さとし)さんの絵はドットのシールをキャンバスに貼って、その上から絵を描き、
後でシールを一枚一枚はがして別のキャンバスにはるという手法のものやっていて
そうすることで二枚の絵が完成して展示されてありました。
ただ描くだけではなく、それをいろいろ操作するところが特徴的なんだそう。
ちょうどパソコン画面や新聞といった印刷物をかなり拡大すれば見れるドットの集合体みたいで
おもしろかったですよ
8m×20m巨大絵画
この絵は平町 公(ひらまち いさお)さんの絵で、大画面の絵を描いている画家さんなのだそう。
一点透視法のような統一的な遠近感がなかったりして、絵に自由さ、おおらかさがあります。
画像の絵は神戸を題材にした新作で、震災からの復興を祝っているそうです。
オーケーだったので収めました
横内 賢太郎(よこうち けんたろう)さんの描かれたサテンの絵は、初めスクリーンのように
佇んでいて一瞬何かわからなかったのですが、よく見ると人の姿絵が浮き上がってきて、
何とも独特で楽しかったです
衣装などに使われる光沢のある高級な絹織物サテンを染めて描かれてあって
題材のモチーフはもともと磁器に描かれたものなので、中国絵のような雰囲気が出てました。
意外とおもしろいなと思ったのが野村 和弘(のむら かずひろ)さんの絵で、初め見たときは
ただ真っ白なキャンバスや妙に空いた壁に違和感があったので「ん?」となり
近づいてよーく見るとカラフルな点々の羅列が浮かび上がってきました。
すごい、よく見るとなんか形になってるしばしじぃーっと眺めておりました。
解説より、実はすべてトマト、レモン、オレンジが成ってる木が描かれているのだそう
見ることの限界を示す絵だそうです
そういう表現の絵もあるのだなぁー
芸術って奥が深い~
最後にモノクロ写真が展示されてありましたがよく見るとなんか不思議な写りのもので
なんとそれが実は絵であることがわかりました。
三宅 砂織(みやけ さおり)さんは、まず透明なシートに絵を描いてそれを複数重ねたりして、
それを固定してその下に印画紙を置き、光を当てて感光させます。
光を通さない絵の具の下の印画紙は感光しないので白く、絵の具がないところは、光が
通るので、印画紙が黒くなります。こうして絵を写真に替えるのだそうです。
作品をいくつか組み合わせたところに鏡などを置いて物語を暗示させたり、つながりや
対比を促したりするように配置されてありました。
※作家・作品解説より抜粋
詳しくはこちらを見て下さいまだ見れますよ~
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1210/config.html
今年もたくさん色々な展覧会に足を運びたいと思いまーす