ようやくSpecialist(専門医)とのアポの日。
シドニーでは結構大きなSt. Vincentホスピタルへいざ・・・・
今回はボビオも休みだったので、きちんと二人で聞きに行けたのも安心。
Gynaecologist(婦人科)の専門医なので、さすがでした。
とても分かりやすいように、言葉を選びながら先生は私にこう言ってくれました。
「まずね、子宮にはいろんな形があってね、
ハートの形してる人もいれば、斜めになってる人もいる。
2つ子宮がある人もいれば、2つヴァジャイナがある人もいる」
「あなたの子宮はね、右と左がHorn(角)みたいに分かれてるんだよ。中隔子宮だね」
「これはね、決して異常じゃないんだよ。
いろんな子宮の形があるってことだけなんだ。
あなたは生まれた時からこういう形だったていうだけなんだよ」
「中隔と言ってね、鼻すじも中隔って言うんだけど、
この壁には血管が通ってないから、この部分は栄養がいきわたらないんだよ。
君の場合は50%深さまで中隔があるから、この中隔に受精卵が着手したら、
残念だけど栄養がもらえないから卵は流れてしまうんだ」
一つ一つ先生は丁寧に、絵にかいて詳しく、
そして何よりも優しく教えてくれたのが、
とってもありがたかった。
「方法としてはね、あなたが寝てる間に子宮にお水を入れて、
パンパンに膨らませたところにカメラを入れて、
それで壁になってる中隔をレーザーで焼く手術が必要になるんだ。
全然そんな問題な手術じゃないよ」
ボビオがすかさず聞いてくれた質問が心を温かくしてくれた・・
「この手術をすることで、彼女の体にダメージを与えたりしませんか?」
ボビオ、こればっかり心配してくれるんだもんよ。
そのボビオの心配事にも、先生は包み隠さずきちんと教えてくれた。
「もちろんリスクはあるよ。考えられるリスクとしては、
子宮内膜が破けてしまうこと、それから炎症を起こしてしまうこと、
そして痛みかな。でも、とても稀なことだから。
もちろんリスクはあってもとても稀なことなんだよ」
「レーザーで焼くから、子宮内膜の温度が上がってしまうから、
術後3週間はホルモン剤を飲んで体温調整が必要にはなるからね」
全身麻酔で、手術自体は45分程度。
一日退院の手術だよと教えてくれた。
日本では3日くらいの入院と言ってたけど、
さすがオーストラリア。
1日です(^▽^;)
出産も次の日退院だもんね・・・・
「次の生理はいつから?」
そう聞かれて、答えると、
「じゃあ、11月xxはもう終わってる?」
あ、はい、終わってます・・・・と答えると、
「Okay、じゃあこの日に予約できるけど、どうする?」
そう聞かれて、
「Yes, PLEASE」
って即答してる自分にもビックリだけど、
即答したあたしにビックリしてたのは誰よりもボビオだった。
日本で受けたほうがいいかなーとか思ってたけど、
考えても仕方ないし、
飛行機代とか、日本に行ってまた検査から始めなきゃいけないと思ったら、
あたしはこの婦人科医の腕を信じることしかできないなって。
決まったらもうあとは成功を祈るしかない・・・だよね。
今回私の子宮奇形が見つかった経緯が、
とても偶然の偶然が重なった奇跡のような経緯だったらしく、
通常血液検査をしたいと言ってAMH(卵巣年齢検査)はしないそう。
これは30代後半の人じゃなきゃ普通しないと先生は教えてくれた。
普通のホルモン血液検査だったら、結果がパーフェクトだったから、他の検査も必要なかった。
そしてAMHも異常値じゃなければ、あたしはエコーもしなかった。
偶然でも見つかってくれたことに本当にありがとう。
そして、ちゃんと母にも伝えました。
「お母さん、生まれた時からハートの子宮だったけど、
これはお母さんがあたしを妊娠中にバファリンとか飲んだからじゃないからね。
だから、安心してね」
もしかしたら自分のせいかもしれない・・・・
あたしが生まれた時から中隔子宮だったことを、
まさか今になって母が自分を責めるとは思わなかった(笑)
いつまで経っても、母は母ですね。
本当に頭があがらない。
ありがとう・・・・
ということで、スピカさん、海外初手術に挑みます。
シドニーでは結構大きなSt. Vincentホスピタルへいざ・・・・
今回はボビオも休みだったので、きちんと二人で聞きに行けたのも安心。
Gynaecologist(婦人科)の専門医なので、さすがでした。
とても分かりやすいように、言葉を選びながら先生は私にこう言ってくれました。
「まずね、子宮にはいろんな形があってね、
ハートの形してる人もいれば、斜めになってる人もいる。
2つ子宮がある人もいれば、2つヴァジャイナがある人もいる」
「あなたの子宮はね、右と左がHorn(角)みたいに分かれてるんだよ。中隔子宮だね」
「これはね、決して異常じゃないんだよ。
いろんな子宮の形があるってことだけなんだ。
あなたは生まれた時からこういう形だったていうだけなんだよ」
「中隔と言ってね、鼻すじも中隔って言うんだけど、
この壁には血管が通ってないから、この部分は栄養がいきわたらないんだよ。
君の場合は50%深さまで中隔があるから、この中隔に受精卵が着手したら、
残念だけど栄養がもらえないから卵は流れてしまうんだ」
一つ一つ先生は丁寧に、絵にかいて詳しく、
そして何よりも優しく教えてくれたのが、
とってもありがたかった。
「方法としてはね、あなたが寝てる間に子宮にお水を入れて、
パンパンに膨らませたところにカメラを入れて、
それで壁になってる中隔をレーザーで焼く手術が必要になるんだ。
全然そんな問題な手術じゃないよ」
ボビオがすかさず聞いてくれた質問が心を温かくしてくれた・・
「この手術をすることで、彼女の体にダメージを与えたりしませんか?」
ボビオ、こればっかり心配してくれるんだもんよ。
そのボビオの心配事にも、先生は包み隠さずきちんと教えてくれた。
「もちろんリスクはあるよ。考えられるリスクとしては、
子宮内膜が破けてしまうこと、それから炎症を起こしてしまうこと、
そして痛みかな。でも、とても稀なことだから。
もちろんリスクはあってもとても稀なことなんだよ」
「レーザーで焼くから、子宮内膜の温度が上がってしまうから、
術後3週間はホルモン剤を飲んで体温調整が必要にはなるからね」
全身麻酔で、手術自体は45分程度。
一日退院の手術だよと教えてくれた。
日本では3日くらいの入院と言ってたけど、
さすがオーストラリア。
1日です(^▽^;)
出産も次の日退院だもんね・・・・
「次の生理はいつから?」
そう聞かれて、答えると、
「じゃあ、11月xxはもう終わってる?」
あ、はい、終わってます・・・・と答えると、
「Okay、じゃあこの日に予約できるけど、どうする?」
そう聞かれて、
「Yes, PLEASE」
って即答してる自分にもビックリだけど、
即答したあたしにビックリしてたのは誰よりもボビオだった。
日本で受けたほうがいいかなーとか思ってたけど、
考えても仕方ないし、
飛行機代とか、日本に行ってまた検査から始めなきゃいけないと思ったら、
あたしはこの婦人科医の腕を信じることしかできないなって。
決まったらもうあとは成功を祈るしかない・・・だよね。
今回私の子宮奇形が見つかった経緯が、
とても偶然の偶然が重なった奇跡のような経緯だったらしく、
通常血液検査をしたいと言ってAMH(卵巣年齢検査)はしないそう。
これは30代後半の人じゃなきゃ普通しないと先生は教えてくれた。
普通のホルモン血液検査だったら、結果がパーフェクトだったから、他の検査も必要なかった。
そしてAMHも異常値じゃなければ、あたしはエコーもしなかった。
偶然でも見つかってくれたことに本当にありがとう。
そして、ちゃんと母にも伝えました。
「お母さん、生まれた時からハートの子宮だったけど、
これはお母さんがあたしを妊娠中にバファリンとか飲んだからじゃないからね。
だから、安心してね」
もしかしたら自分のせいかもしれない・・・・
あたしが生まれた時から中隔子宮だったことを、
まさか今になって母が自分を責めるとは思わなかった(笑)
いつまで経っても、母は母ですね。
本当に頭があがらない。
ありがとう・・・・
ということで、スピカさん、海外初手術に挑みます。