ソフィアからベオグラードまではバスで移動することにした。
バス会社の人3人に、

「国境でどこに行く?って聞かれたら絶対にブダペストって言ってね」

3回も念押しされて、
理由を聞くと、

「ライセンスがないから、セルビアで止まる事はできないってなってるのよ」


じゃあ、何でバスチケット売ってるのでしょう?って話。
まぁ、とりあえず、ノーチョイスだったから、
このバスで行くことにした。


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休憩中に座ってるあたしたちを見て、
ブルガリアのおっちゃんが笑顔で近づいてきた。

「Oh My friend!!!!」

「なに?日本からだって???いやー、日本は立派だよ。
あんなにひどい災害があったのに、ものすごい勢いで回復したしね」


「僕はSAMURAIが大好きなんだ。日本人は礼儀正しくて、SAMURAIみたいだろ?」


「ブルガリアと日本は戦争時代同盟組んでたんだよ。
アメリカがいろんなところで悪さしてるからさ、日本はロシアと領土問題解決して、同盟組んでアメリカやっつけるべきだよ」



マシンガントークは止まらず、
最後には過激発言までもらしてしまうおっちゃん。



なんだかすごく気に入られちゃって、
いつまでもうちらを見てはニコニコしてくれて、
有難いというのか、何と言うか・・・
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ようやくベルグレード到着!!
ベルグレードで降りるのはあたしたちだけ。
みんなブダペストかプラハに行くらしい。


「君たち、ここだよここ!!!!」


そう言って、バスの添乗員が
かなりの急ぎ足でうちらをバスから降ろさせ、
荷物をバスから降ろし、
運転手なんて、まだ添乗員を乗せてないのに走り出した。


ものの30秒でバスは消えていった。



オフィシャルのバスじゃないから、ここに停車してるのが見つかればやばいらしい。


そんなリスクの高いことを犯してまで、
うちらにバスチケット売らなきゃいいのにね。



バスターミナルで降ろされたわけでもなく、
どこかも知らない道路に取り残されたあたしたち。


セルビアのお金を持ってないから、
タクシーにも乗れないし、
バスにも乗れない・・・




困った顔をしてたら、
いろんな人たちが声をかけてくれて、
手を差し伸べてくれて、
人の温かさに感動・・・・・


セルビアの印象抜群です:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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