ちょっと内容がヘビーなので、
無理な方はスルーしてください。


歴史は語り継がれる・・・・


WAR REMNANTS MUSEUM
戦争証跡博物館
LiFe is BeauTiFuL - ハネ旅-

ホーチミンに来たらきっとほとんどの人が足を運ぶ場所でもある。
きっとそれは、ベトナムの歴史を一瞬で見ることができる場所だから。


戦争を知らない世代に育ったあたしたちにとって、
戦争の残酷非道さ、悲しみと苦しみにもがいていたその当時の人たちのことを知るべきだと思う。
ただ、どういった伝え方、教育の仕方をするかによって、
「平和を願う」から「憎しみ」を育ててしまうこともある。
だから伝える側も、そしてそれを受け止める側にも、とても冷静な判断が必要になる。

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「過ちを繰り返さない」


それが一番大切な心。




Museumの中には心が折れそうなたくさんの写真が展示されていた。


首狩りをして、狩った首と写真に写る兵士。

爆発で真っ黒焦げになってしまった子供たち。

頭と胴体半分の死体を運ぶアメリカ兵士。

殺さないでと懇願するおじいさん。

小さな兄弟までもが撃たれ、弟を必死にかばうように上にかぶさる6歳くらいの少年。

兵士たちにレイプされて殺された女性たち。

中には結婚式に村が残虐されて、花嫁も妊婦さんも兵士たちにレイプされてしまった事件までもがある。

幸せの日が、最悪の日になるなんて・・・・




中でも目を背けたくなる写真たちは、
アメリカ軍が「一掃計画」に使用した枯葉剤Agent Orangeの後遺症を強く受けた
子供たちの写真だった。

手のひらがない。

足がない。

鼻が以上に腫れている。

顔半分が溶けている。

飛び出した目の玉。

ベトちゃん、ドクちゃんのようにつながって生まれてきてしまった結合双生児。
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50万人の子供たちが、この枯葉剤の影響を持って生まれている。
そして100万人の人たちが障害や健康障害を持っている。


サイゴンで、
手がない人や、足がない人たちをたくさん見かけた。
きっと、それは枯葉剤の後遺症の人たちだったのかもしれない。


戦争は爪あとを残す。
平和な日々がやってきたベトナムにも、
未だに苦しんでる人たちがいることをあたしたちは忘れてはいけない。



今も紛争に苦しんでいる人たちがいる。

どうか、本当の意味で「平和な世界」が訪れますように。
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