仕事上、世界各国の人たちの申し込み手続きをしていると、
いろんな文化の違いに遭遇する。
世界のいろんな事情を伝えるいい機会だとも思うので、
自分の体験と共にみなさんにお伝えしたいと思います。
手続きで、パスポートコピーが必要なため、必ず提出してもらっている。
そんな中、初めてこんなパスポート写真を目にした。

真っ黒に顔がつぶされた写真。
ベールをかぶった女性ということだけがわかる。
そう、彼女はアラブの女性。イスラム教徒。
外では自分の顔を見せることを許されない彼女たち。
イスラム教徒の中でも、ベール(ヒジャブ)をかぶっているお国は
サウジアラビアやオマール、イェメンなどアラブ諸国が多数。
こちらの国々では、国家がイスラム教を支持しているため、
同じイスラム教徒を多数持つトルコのような自由性はない。
むしろ、アラブ諸国はトルコを真のイスラム教徒ではない!と、否定しているそう。
そんな、アラブの女性たちは、「女性」という差別クラスが与えられる。
まだまだ男性の力が強く、結婚や教育など、女性への制限などが与えられているため、
男性と女性の間の権利の格差が愕然としている。
昔は、女性の生理の時は小屋に入れられ、
汚らわしいものを煩ったということで、
生理が終わるまで出てこれないということもあったそう。
食事も、まるで囚人のように、ドアの外から中に差し込まれ、
外に出ることは一切許されない。
そして、「一夫多妻制」
昔、タクシーの運転手さんが自分には3人の妻がいると話してくれた。
ただ、それは1番目の奥さんに子供が生まれなかったこと、
それから2番目の奥さんに男の子が生まれなかったこと、
そして3番目の奥さんでようやく息子を授かったということを話してくれた。
4人までと制限はあるものの、どうにもあたしには理解しがたい制度・・・・・・
どうか、勘違いをしないでほしい・・・・
イスラム教を真っ向から否定しているわけではなく、
自由を制限された女性たちの立場、そこにとても言葉にしがたい気持ちが溢れてくる。
メイクアップして、好きな服を着て、おしゃれして出かけたいだろうな。
ベールに隠された、あの力強い目の奥には、
自由を求めた声が潜んでいるんじゃないかと思う。

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いろんな文化の違いに遭遇する。
世界のいろんな事情を伝えるいい機会だとも思うので、
自分の体験と共にみなさんにお伝えしたいと思います。
手続きで、パスポートコピーが必要なため、必ず提出してもらっている。
そんな中、初めてこんなパスポート写真を目にした。

真っ黒に顔がつぶされた写真。
ベールをかぶった女性ということだけがわかる。
そう、彼女はアラブの女性。イスラム教徒。
外では自分の顔を見せることを許されない彼女たち。
イスラム教徒の中でも、ベール(ヒジャブ)をかぶっているお国は
サウジアラビアやオマール、イェメンなどアラブ諸国が多数。
こちらの国々では、国家がイスラム教を支持しているため、
同じイスラム教徒を多数持つトルコのような自由性はない。
むしろ、アラブ諸国はトルコを真のイスラム教徒ではない!と、否定しているそう。
そんな、アラブの女性たちは、「女性」という差別クラスが与えられる。
まだまだ男性の力が強く、結婚や教育など、女性への制限などが与えられているため、
男性と女性の間の権利の格差が愕然としている。
昔は、女性の生理の時は小屋に入れられ、
汚らわしいものを煩ったということで、
生理が終わるまで出てこれないということもあったそう。
食事も、まるで囚人のように、ドアの外から中に差し込まれ、
外に出ることは一切許されない。
そして、「一夫多妻制」
昔、タクシーの運転手さんが自分には3人の妻がいると話してくれた。
ただ、それは1番目の奥さんに子供が生まれなかったこと、
それから2番目の奥さんに男の子が生まれなかったこと、
そして3番目の奥さんでようやく息子を授かったということを話してくれた。
4人までと制限はあるものの、どうにもあたしには理解しがたい制度・・・・・・
どうか、勘違いをしないでほしい・・・・
イスラム教を真っ向から否定しているわけではなく、
自由を制限された女性たちの立場、そこにとても言葉にしがたい気持ちが溢れてくる。
メイクアップして、好きな服を着て、おしゃれして出かけたいだろうな。
ベールに隠された、あの力強い目の奥には、
自由を求めた声が潜んでいるんじゃないかと思う。

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