
今日は、職場でお世話になっている幼稚園にご挨拶。
久しぶりに行ったけど、
みんな名前も覚えてくれてるし、フレンドリーだし、本当に素敵な幼稚園。
幼稚園のオーナーはコンゴ(アフリカ)出身のBig Daddyとイタリア出身の奥さん。
二人ともお話好きで、いつもは奥さんのほうとやり取りしてるけど、
今日は初めてBig Daddyと話をした。
世界には悲しくも差別がある。
その差別のために悲しい思いをしている人もいるのは事実。
Big Daddyは、その話をこんな形でしてくれました。
涙が出そうなくらいきれいな話だった。
The sun is for everyone.
The sky is for everyone.
The land is for everyone.
Not only for you but for everyone.
Don’t look at me as a black or white.
The skin color doesn’t judge how you are.
We are all same human. Call me brother because we are the same.
Don’t get scared. I am your friend.
If you love me, I will love you.
ー 太陽はみんなのもの
空はみんなのもの
大地はみんなのもの
黒か白かで僕を見ないで
肌の色であなたがどんな人かは判断できない
私たちは同じ人間。同じなんだから、僕のことを兄弟って呼んでよ
怖がらなくてもいいよ
僕は君の友達だから
君が僕を好きになれば、僕だって君を好きになるよ
コンゴのことが大好きだけど、
国の中の貧富の差を見ていることに耐えられなかったんだ。
コンゴはお金がたくさんあるんだよ。
金持ちはいい車を乗り回して、お酒をのんで、葉巻を吸ってる。
でも、一方では、水も飲めずに苦しんでる子供たちがいる。
こんなのフェアじゃないだろ?
黒人が白人のために働くんじゃなくて、
僕も同じように、白人のようなスマートさを得て、
同じ立場で働くんだって思ったんだ。
だから、一生懸命勉強した。
ヨーロッパに渡って、白人の人たちと一緒に、彼らの知識、教育を分け与えてもらったんだ。
それで今の僕がここにいる。
残念ながらこの世には差別がある。
オーストラリアだって差別がある。
僕が黒人だからって、それだけで、子供を預けないって言う親もいる。
でもね、子供たちは、小さい時にたくさんの文化に触れると、
差別はなくなるんじゃないかな?
今は、みんなにいろんな文化を教えてるんだ。
子供たちはテレビに映る黒人を見て、
Big Daddyがいたよって、言うんだ。
そこには差別じゃなくて、愛があるんだよ。
世界の子供たちに必要なのは、教育なんだ。
僕はこの仕事をだから愛してるんだよ。
子供たちは僕のことを大好きでいてくれるし、
僕ももちろん子供たちが大好き。

今日は、本当に幸せな気分になれた。
こんな人のもとに子供を預けたら、
子供も素敵な子に育つだろうなって。
素敵な今日のお話。