素敵な話をごちそうしましょう。




「今日の二人の記念日はは彼氏とご飯食べに行くの?」

急にそんなメッセージが友達から携帯に届き、

「ううん。今日はたぶん家でご飯作って食べると思うよー」 と返信。


すぐに返事が戻ってくる。

「今日はさ、ご飯作らないでいてくれる?あとで詳細は話すね」


意味ありげなメールに不安を抱きつつも、仕事が終わってからちこちゃんに電話。


「本当に申し訳ないんだけど、パジャマ以外の服装で、家に来てもらってもいい?」


とりあえず、不信感をいただきながらも、何かが起きるという思いはもう確実。

彼女の家の前まで着くと、紙袋を持って、ちこちゃんが降りてきた。



「本当に申し訳ないんだけど(2回目)、このプレゼントをイタリアンレストランのシェフに渡してくれる?それから中の手紙はあとで読んでね」







きっと、記念日に何もしないあたしたちにレストランの予約をしてくれたんだろうねって、
二人で話しつつも、車を走らせてレストランへ。




レストランのオーナーがなぜか、ちこちゃんの名前をつぶやきながら入り口から出てきた。


彼に、ちこちゃんから渡された手紙をまずお届けすると、それを呼んだオーナーは中に通してくれた。


LiFe is BeauTiFuL


とりあえず、ミッションでもある、ちこちゃんからのプレゼントをシェフに渡し、ひとまず任務修了。



それから、席に案内されて座ると、なんとも素敵なことに、まずはワインボトルが出てきた。

LiFe is BeauTiFuL




二人とも狐につつまれた顔のスピカとボビ。







絶対にレストランに着いてから読んでねといわれた手紙を開けると、





「今日は二人の記念日おめでとう。いつまでも仲良くね。
いつもお世話になっている二人だから、お祝いをさせてください」






なんと、ちこちゃん、あたしとボビの記念日に、サプライズディナーを準備してくれてたんです。





LiFe is BeauTiFuL

なんて、なんて、素敵なの・・・・

ありがとうを100万回言っても伝えきれないほどの感謝の気持ち。







めっちゃおいしいプロシュートとロケットのピザとスキャンピーのパスタ。


これでも舌がとろけてるのに、
最後に豪華にこんなものまで。







LiFe is BeauTiFuL LiFe is BeauTiFuL

イタリアンデザートといえば、そう、ティラミス。それとパンナコッタ。








サービスも食事も何もかもが完璧で、

たかが二人の記念日なのに、

こんなに素敵なお祝いしてもらって、

そして、最後にはレストランからさらにロゼのワインボトルをプレゼントしてもらって、

笑顔がこぼれ落ちるくらいの本当に素敵な日になりました。









友達は一生の宝。








こんな素敵なお祝いしてもらったから、今度はあたしが愛する人たちにお返しする番だと思う今日この頃でした。