仕事も終わり、いつものように電車に乗って、ボンダイジャンクションという駅まで行き、
(ボンダイジャンクションは大きなショッピングモールもあって、レストランも多くてにぎやかな駅)
家路までテクテク歩いているときのこと。


何やら前方に人だかり。


いつものように、レストランに長い行列ができているんだろうと思い、
近づいていくと、若者の集団発見。







その集団の一人の男の子(推定23,24才)
推定身長;180センチ以上


まるでラグビー選手のように、あたしを見つけるなり、前から突進してきた。


LiFe is BeauTiFuL



「僕の彼女ーーーーーーーーーーーー!!!!!」





そして、あっという間に、あたしを大柄な体でキャッチ。


あたしの頭はパニックもいいとこ。


日本じゃ、あたし168センチだと大っきい方だし、
いっつも学校でも後ろから2番目とかそんなんだったのに、
オーストラリアじゃただの、小さな女の子にしかすぎない。

LiFe is BeauTiFuL
ホント、こんな大きさの違いよ・・・



あたしの倍の体の大きいこの若者(バカモノ)は、
あたしに体重をかけてきて、首筋に顔をうずめてきた。




パニック2回目突入!!!!!緊急サイレンが頭の中で鳴り響く。





こんなでかい人の体重支えきれないし、よろめくあたし。
集団にいた女の子も、やめさないよって何度も言うのに、

「僕の彼女ーーーーーーーー!」って馬鹿者は言うことも聞かない。






女の子の手をつかんで、「お願い助けて」って何度も懇願するけど、
馬鹿の体重が重すぎて、よろよろで、つかんだ手も離れてしまう。
周りの人も誰も助けてくれない・・・・・・



ヤダヤダ言って、ようやくどうにか振りぬけて、向こう側に渡るために信号待ちしてると、
その馬鹿はまたあたしを見つけて後ろから羽交い絞めのようにして、
引きずりこもうとする。。。



半泣きです。

もう勘弁して。

ホント嫌・・・・・ドクロ




そこに現れた救世主のおっさんは、マジ切れでその若者の集団に叫びまくる。


ケンカがはじまりそうな気配を察したあたしを羽交い絞めにしてた馬鹿は、あたしから手を離した。




ちょうど信号が青になった途端にダッシュで立ち去った。



泣くつもりはなかったけど、


家にいた愛棒に電話をした途端に、声を上げて泣いてしまいました。
恐怖というよりも、何、何でこんな目に合うの?って気持ちと、何もできなかった自分のくやしさと。
実はこれで2回目なんです。変な目に合うの。前も大通りで変なおじさんに追いかけられて、ダッシュ。



ホントこっちの酔っ払いはたちが悪い。
身を守るために、合気道とか習うべきなのかと真剣に考えるスピカですしょぼん