天気が最高によかった週末。
ポンコツ車に乗って、友達のミッチとノーザンビーチへ。

ミッチはその辺の出身なので、秘境の地にいつも連れてってくれる。
閑静な田舎道に車を止めて、そこからブッシュウォーキング。
森の中へとさまようことに。

日本と違って、森はカラカラ。
緑で潤っているとかじゃなく、逆に、何年か前の山火事で木は焼け果て、石は炎で真っ白になってた。
でも、山火事は自然にいいってミッチが教えてくれた。
新しい緑が育つんだって。


LiFe is BeauTiFuL


見てみると、小さな緑たちが今からがんばって伸びますよーって育ってる。
そういうことかーって納得。

大雨のせいで、土砂崩れになっていて、道は本当に歩きづらい・・・
日本で見ないようなでかいありんこを見たり、
どでかい蜘蛛の巣発見したり、
国が違うだけで、生き物も違うんだって、改めて実感。


LiFe is BeauTiFuL



どんどん奥へ進んでいくと、マングローブが見えてきた。
潮のにおいもしてきた。
こ、これは水辺が近い!!!
足がはずむ。
暑くて今すぐにでも水にジャンプしたい気分。


水辺にたどり着くと、そこは誰もいないとても静かなところで、
完全にこの地球に人が二人。


LiFe is BeauTiFuL

遠くに見える向こう岸は国立公園。
鳥の声と、魚がジャンプする音だけがそこには響いてた。

誰もいなすぎて、そして未知の世界に迷い込んだ気分で、
未確認物体に水の中で殺されるんじゃないかと思い、
怖気づいて泳げずにいる・・・・・

ミッチ、ごめん、でも先に泳いで無事を証明して!!!

わがままプリンセスのようなことを頼んで、先にジャンプしてもらう。
とても気持ちよさそうに泳ぐ姿に、そりゃだまっていられません。

ただーし、誰も泳がないようなとこだけに、ジャンプしようとした岩にはコケが生えて、
足がつるつる滑る・・・・

がんばって水にジャンプすると、とんでもないくらいいい気持ちで、後ろを振り返っても、どこを見ても、周りは森だけで、鳥を自分たち二人だけ。
信じられない贅沢さを味わって、自然の偉大さに改めて心を打たれる・・・・




25メートルは泳いだかな・・・真ん中までさしかかったとき、急に怖くなって、これ以上泳げないと、
さらにわがままプリンセスは伝える・・・・・




ミッチは一瞬困った顔をして、

「大丈夫だよ。足つけてごらん」

って、急に湖のど真ん中で立って見せた。






・・・・・・・あ、浅すぎる。




そうなんです、おそらく50メートル向こう岸まで歩けたんです。
もう泳げない・・・とか言っておいて、足がつくことに、二人は大爆笑。


それからダッシュで向こう岸まで競争したり、泥を投げ合ってはしゃいだり、
都会ではできない遊びを満喫。



こういう遊びが一番好き。

やっぱりあたしは田舎遊びが好きで、
自然と戯れるのが好きで、
そうするとアドレナリンがたくさんでて、
幸せが倍増する。


誰もいない森で見つけた秘密の場所は、幸せにさせてくれる場所だった。