検証!なりたい職業4位の公務員は、本当に幸せ?

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こんにちは!

 いつもご覧いただきありがとうございますハート


ここ数日、センチメンタルな気分のあきこです。


この時期になると毎年恒例、心が反応します。

なぜなら、別れの季節が近づいているから。


3月1日は卒業式ガーベラ

しばらくすると、先生達の転勤が決まります。


卒業担任の時は、別れの寂しさ悲しさは通常の何倍もおそってきます。

そこに、頼りにしている先生や仲の良い先生達が転勤するってなると、もう寂しさや変化の不安に翻弄されまくるのです



あー・・・またこの季節がきた

毎年のことだけど、慣れるものでもない。



今日は、去年の卒業式予行の日に書いていて、あげてなかったブログをアップします。

去年、2年生担任だった私は、一年後の卒業式の想像を重ねて予行練習を過ごしていました。



2018年2月28日

「今日は卒業式予行の日。

私は2年生担任だから、送る側。


吹奏楽部の演奏に合わせ卒業生が入場してくる。


ふと後ろを見た時に、バレー部の2年生を見つけた。

バレー部員、唯一の2年生。

つまり、その学年のたった一人の部員。


明るく、ひょうきんで先輩からも後輩からも同世代からも、慕われる子。

見た目も、受け答えも、体育コースにいそうなスポーツガール。

しかし運動神経は伴っていない(。´・ω・)ん?


それでもそれが、彼女のご愛嬌。

下手でも一生懸命に練習し、いつでも声を出して周りを盛り上げる。

それに、チームがピンチだったり、ここぞという時に活躍したりもするから、やっぱりこの子はスポーツ選手だ、と思わせられる。


チームの中に、学年で自分一人しかいないというのは、経験した者しかわからない寂しさもあっただろう。

それでもバレーボールが好き、部活動を頑張りたい、そんな自分の好きという気持ちを大事にし、部活動への熱意が彼女を頑張らせているのかもしれない。

 

 その彼女が、バレー部5人の先輩が入場し、自分の近くを通る度に嬉しそうに拍手していた。

拍手だけじゃ足りず、満面の笑みで、いつもの愛嬌ある表情で、先輩達とアイコンタクトをしながら迎えていた。




 その姿を見たら、ふいに涙が溢れてきた。




彼女達のその顔を見ただけで、たった一人の後輩部員を大事にして来た先輩達の優しさと、1つでも多く勝って喜びを得ることを目標にして、共に苦しい練習や試合を乗り越えてきた彼女達のチームワーク


彼女達にとってその体験をしてきた部活動が、かけがえのない時間で、最高の思い出になったのだということが、言葉にしなくても、充分に伝わってきたからだ。



 卒業式の予行は続く。



彼女達と体験した合宿、練習試合、大会・・・思い出がどんどんよみがえってきて、私は涙が止まらなくなってしまった。


高校時代の最高の部活動の思い出。


宝物が増えたのは、私もその一人で、「私、幸せだな」と、思わず呟いた。


来年は、卒業担任だ。


その時は、どんな感情でこの時を過ごしているのかな。


きっと優しさで溢れた、また違う感動を味わっているような気がする。


楽しみだなぁ。」




しかし、こんな気持ちで過ごしたその1週間後

校長から、1年生担任に代わることをを告げられたのでした。


2年生まで共に学校生活を過ごした生徒達を、まさか送る側になって今年の卒業式を迎えることになるとは・・・


思ってもいなかった展開でした。




今年の卒業式🌸

私はどんな気持ちで過ごしたいかな・・・


卒業担任として迎えたかったのに

それができなかった悔しさ

かわいいくてしかたがない生徒達との

別れの寂しさ


今はこんな気持ちでいっぱいです。