さて、前回の記事で、
【チャネリングは未来に対しても使える】
という話をしましたが…
それと同時に、
スピリチュアルな知識や技術を使って
無闇に、根掘り葉掘り未来を知ろうとするのは、
スピリチュアルを「利用」はしているけれど、
「活用」しているとは言い難いんじゃ…^^;
とも書きました。
今回はこれについて、ひとつ、例え話を交えて、
もう少しだけ掘り下げてみようと思います。
仮に、
「相手のあらゆる行動を逐一把握できるツール」
のようなものがあるとして、
あるお母さんが、
それを我が子に持たせたとしましょう
(※なお、いくら心配だからといって、
相手の許可なくこうした行為を行うと、
法に触れる可能性も大いにあります。
あくまでも“例え話”ということでご了承ください)
最初は、
「最近事件も多いし、子どものことが心配で」
という理由だったのかもしれません。
でも、子どもの行動が全部分かってしまうがゆえに、
段々と細かいことが気になり始め、
「あの子、学校帰りに
買い食いなんてしてたの!?
『晩ご飯が入らなくなるからやめなさい』
って言っておかないと…」
「○○君と寄り道して、
しかも水の入った用水路の近くで遊んでるなんて…
危ないからやめさせないと…」
「ああっ、また○○君と!
もう、あの子との付き合い自体を
やめさせた方がいいのでは…」
などとやっているうちに、
子どもが親に嫌気が差し、耐えられなくなった挙句、
ツールをどこかに捨てて家出をしてしまい……
ついにその子どもは、
事件に巻き込まれてしまいました。
…どうでしょう?
本来は、
「子どもの安全を確認したい」
という目的でこの手段を取っていたのに、
これでは元も子もないですよね?