※今回はジャニーズ出演作品ではなく、ジャニーズの人が好きな作品の紹介です。
青春ラノベ小説と言われて『とらドラ!』が思い浮かぶ20代後半〜30代の人も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人。完結作品の中で唯一全巻揃って持っています。
こちらの作品、今年15周年を迎えたとのことで特設サイトが設けられており、そこにキスマイの宮田俊哉さんとSnowManの佐久間大介さんがお祝いのコメントを寄せています。
佐久間くんは、昔YouTubeで俺の嫁としてヒロインの逢坂大河をあげていました。
・あらすじ
目つきが悪いせいで周りからヤンキーだと怖がられている高須竜児と、見た目は小さくて可愛いのに凶暴な逢坂大河(通称・手乗りタイガー)。
そんな外見と中身が正反対の二人だが、お互いがお互いの親友を好きだということがわかり、協力し合うことを約束する。
・感想
ライトノベル特有のとでもいうべきか、文章の疾走感がすごいです。もうジェットコースターに乗っているような感覚で、読む側としても勢いよく読んでいってしまいます。
大河は確かに凶暴だし、小説の中でも怒涛の罵詈雑言を竜児に浴びせるシーンがたくさんあるのですが、大河のことを知ると憎めません。むしろ竜児のように大河に世話を焼きたくなります。小さな体で背負っているものが大きすぎて、それゆえに強くいないといけなくなったんだなと思うと切ない。
とあるシーンでは思わず大河を抱きしめたくなりました。よく頑張ったね、と言いたくなります。
ほんとあいつは許さんぞ😇(ネタバレになるため伏せます)
竜児は竜児で外見のせいで損をしてしまいがちですが、母親思いの優しい子だし、特に家事方面はプロの家政婦レベルです。一家に一人竜児がほしくなります、本当に(迫真)。使ったお皿をそのままにしておけないっていう描写があるのですが、竜児の爪の垢でも煎じて飲んだほうがいいなと読んでいて反省しました。
学園小説なので学校生活で様々なイベントが出てきて、大人が読むと懐かしくなること間違いなし。そしてそんなイベントを過ごしながら大河と竜児が次第にかけがえのない存在になっていく、そして互いに成長していく様子を温かく見守りたい気持ちも湧いてきます。
キスマイの宮田さんがコメントで書いてるような名言もたくさん散らばっています。とらドラ!は生きる上で大切なことを教えてくれる小説でもあると思います。人の温かさも教えてくれます。
とらドラ!は本編が全部で10巻。
そしてスピンオフが全3巻あります。
ぜひ読んで目指せ佐久間くんの嫁!⇦
アニメ版Blu-rayも出てます。
大河の声はあの釘宮理恵さん。可愛い声❤️


