この暑さです。
中秋の名月も半袖。
10月半ばなのに、半袖。
通夜状態・・・
いえ、実質通夜です。サンゴ礁の。
私、ちょうど最近、放送大学でレジリエンスの科学13回を見て、この回だけしか見てないですが、まあこの回は海の保護の回でして、ちょうど、保護の話を見ていたのですね。
それによると、海は湧水や、海底のほうへ行けばまだ涼しい部分があるので、そういうところで保護などをやって行くということでした。
ですが、海は今までの排出した分で、海洋酸性化が進み、さらに海洋温度上昇もして行き、サンゴが生き残るには、二重、三重の壁があります。
だから、今まで排出した分を除去する技術が必要です。
私はサンゴ礁が消えるとか、嫌ですね。私は海近辺の子ですし、サンゴ礁、諦めたくないですね。
見ての通り、サンゴ礁は豊かな海のジャングルです。
これが消える・・・となると、我らの地球の大きな生態系の喪失になります。
赤道あたりの温かい海での大きな森の消失になるわけですから、これが全体にどう影響するか、そら恐ろしいものがあります。
耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び・・・、これほど豊かで、綺麗なサンゴ礁が消えるなど、到底、はいそうですか、などと甘受出来ないことです。
なのに、テレビとか、不思議です。まるで何もないかのように、1900年代の羽振りの良い頃のまま、やろうとしているようです。
政治がーだとか、食べ物がーとか、経済がーとか。
それとも、私の言っていることがズレているのだろうか?
続けます。まあ、あんまりPVもないブログですから、ここらでブツクサ言ったところで、ネット民らに、誰も温暖化のこと教えてくれなかったとか叫ばれてしまったり、どこか良いサイトもない、とか言われてしまったりするのを見かけますが、何か情報を探しに来た人が辿り着いて、情報の提供になったり、アクセスポイントに出来たら、と思って書いています。
長くなるので、まとめますと
発表があったのはこちら。ティッピングポイントを研究しているサイトです。
エクセター大学グローバル・ティッピング・ポイント・レポート2025概要
このうちの研究概要を読みました。
エクセター大学グローバルシステム研究所のティム・レントン教授が主導し、23か国の87を超える機関から160人以上の著者の支援を受けて作成されたものです。
こちらによると、いろいろな転換点(ティッピングポイント)が出て来ていますが、そのうちでも、限度が近づいて生きているのにサンゴ礁とか、いくつか挙げられています。
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「Global Tipping Points」
出典:
Lenton, T. M., Milkoreit, M., Willcock, S., Abrams, J.F., Armstrong
McKay, D.I., Buxton, J.E., Donges, J.F., Loriani, S., Wunderling, N.,
Alkemade, F., Barrett, M., Constantino, S., Powell, T., Smith, S.R.,
Boulton, C. A., Pinho, P., Dijkstra, H., Pearce-Kelly, P., Roman-Cuesta,
R.M., Dennis, D. (eds), 2025, The Global Tipping Points Report 2025.
University of Exeter, Exeter, UK. ©The Global Tipping Points Report
2025, University of Exeter, UK.
P24 より
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この色の分類分けには、「BIOSPHERE」は「生物圏(せいぶつけん)」、「CRYOSPHERE」雪氷圏(せっぴょうけん)、「OCEAN & ATMOSPHERE CIRCULATIONS」は海洋と大気の循環となっていて、いろいろありますが、そのうちABCDが転換点が近づいている点として、報告されています。
Aサンゴ礁
Bグリーンランド氷床
C西南極氷床
D永久凍土
E亜極環流
いろいろな転換点があり、これだけではないですが、分かっている部分で転換点にキテいる部分が、ここということで。
そして、中でも一番、キテしまうのが、サンゴ礁という・・・
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P5より
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今からあと数年で、温暖化は1,5度を越えるということです。
今、最高潮に排出し、濃度は人類史上最高の濃度となり、あと70年後4度上がると言われておりますが、1,5度を越え0,1度上がるごとにリスク増大、戻りにくく、損害多数となるゆえに、オーバーシュート期間は短くし、70年後の2100年には、1,5度以下に戻し、長い目で見ては1度まで戻す、というのを目指すべきと言われています。
つまり、今の国際的な取り組みの2030年には半減、2050年には実質0,それと温室効果ガスの除去も。
実質0の取り組みのほか、今すぐでも除去していったほうが、これは良いと思いますね。
今まで排出した2兆トン以上のものを削除せねば、濃いままです。
海や森林が吸収するのに合わせての実質0は一年ごとの目でみての単位で、今まで出したものは削除されず、今でもどんどん溜まっていってます。
しかし、今後まだ、2050年まで最高潮の高止まりで、排出し続けるのです。(信じられないことに)
アマゾンなどの物流はまだまだ増え、飛行機はまだまだ飛ぶ。そうですよ・・・
今後気候変動が続けば、気候変動での滅亡の四騎士が出てくると言いますが、飢餓食料不足、文明崩壊、紛争、感染症とか、
・我らが毎年、実質0にする
・今までの排出の削除、貯蔵する技術を開発する
・自然再生、生態系維持
・賢明な利用
という、私は、四本立てが必要でないかと。
思うに。
それから、今までの排出分も入れて、もっと減らして、限度の枠を決めて、これ以上、進まないようにやっていくべきでないかと思いました。
私はもう、建設解体トラックは、電気へ、それか止め、農業へと転換、飛行機は飛ばさず、電車や電気船で移動。それか電気飛行機で、少人数輸送。
自然地帯を350mごとに100m幅入れる。
移動は電車・電気バス等と自転車で移動。
にしたらどうかと思います。
今では人口光合成とかも出て来ています。環境に影響を与えないことはもちろんですが、こういう新しい技術に、今後日本は開発を頑張ってもらいたいと思います。
この技術は今出て来たものがあるものの、大量のエネルギーを必要としたり、コストにしてもかなり負担が大きいのです。
でも、今後必要な技術ですから、核融合を産み出すほどですから、温室効果ガスの除去も発明してもらいたいです。
そして、農地整備で忘れていましたが、技術があったところで、森林など自然がなければ、温暖化も人類も終わりです。
吸収も炭素貯蔵もしてくれる森林や湿地など、そういうところが恒常的に二酸化炭素を除去して蓄えてくれ、自然とやってくれます。
この報告書でも自然再生は不可欠です、と言われています。
古い原生林、昔ながらの場所などは数万年、数百年かかって炭素を貯め込んでいますので、種なども多いですし、そういう場所から森林や自然地帯は保護していく。
川や水路を自然地帯にすることで、気温や水温も下げられ、海の魚などへも効果があります。
そもそも、足りないものも必要なのも、生態系を考えていろいろな種や生息地も守るのも必要でしょう。
消えた湿地を再生、川岸のヨシ原を再生・・・まあ自然再生は今までもいろいろ書いて来たので、このへんで。
こう言う自然に任せて、炭素を貯めるのが一番コストがかかりませんし、多様な利があります。
また、こう言う時代です。我々は社会に対し、通貨を得るだけでなく、サバイバル時代に備えて、採集と狩猟の用も足す自然も保存維持していくべきでないかと思いました。
ということで、長くなりましたが、今後、何をすべきかが大事と思います。
前記事にも書きましたが、
森林、ブルーカーボン、湿地など、保護再生
水源の保護 干ばつ対策 水の確保保全 水のレジリエンス
生態系維持:再生力、抵抗力、回復力(レジリエンス)を持った生態系、農業生態系
・我々らが生き続けるための、↓をやるために、↑をうまく回して行く。
熱対策 灼熱化対策 冷却効率、節電、クールダウン化 (緑化、水の保護をうまく組み合わせる)
脱炭素 プラスチックに変わるもの、石油に代わるもの。新しい素材、持続可能な素材
自転車社会。 コンパクトシティみたいな、アクセスしやすい社会、
自然資本を守る 化学肥料、農薬低減、乱獲搾取を止める 大量排出し気候変動を進める経済、消費、生態系への限度越えの利用を止める = 賢明な利用
そこで、新しい分野での経済面での進展を目指すことと書きましたが、
大気回収、海洋回収技術を見出すこと。
も入れておきたいと思います。
あとはいろいろ、災害へのレジリエンス、核融合が来るまでの新エネ置き場、グリーン的な再生的な循環的な持続可能経済への移行、我らの考えも新しい思考や考えの改善、コンテンツ制作など、~人権まで。
など、私の頭脳ですから、まだまだあるかもしれませんが・・・そこはまた、見て行きたいと思います。
この暑さです。私もいつまであれしろ、これしろと、言い続けれられるか。自分でも年に勝てない面は感じます。
でも、私より年寄りのおじいちゃんが、犬の散歩をしていたら、よく声をかけてくれるのですが、温暖化も何も知ら無さそうで、でも、とても優しいお爺さんなのです。おばあさんも。今の70代高齢の農家さんで。
前に避難した時にも思ったのですが、何事もない日常が一番だな、と思います。
昔から変わらない、安心安全で、いつもと同じように過ごせる。いつもの、があることが人間には、一番良いのでないかと思います。
そういう部分を大事に忘れず、私もこれから見ていきたいと思いました。
お読みいただきありがとうございました。



