最近、また、世界農業遺産に新しいところが追加されたようです。
FAO
この中で、韓国の蔚珍市における松林農林業システムというところは、米などの農作物を作りながら、林業やマツタケなどと融合した昔ながらの農業がされているところです。
裏山での松林の松茸などを収入源にしたり、木材などで生計を立てながら、養蜂、キノコなどの山の幸、塩田などとも関わり、生物多様性の高い農業を営みながら、収入源にもしているそうです。
Pinetree Agroforestry System in Ul-Jin, Republic of Korea
森からさまざま取れるほか、森林観光などもしていると。
日本も昔は山川海など、多様なモザイク模様の自然の中で、生活していたと思います。
日本も里山を再生しながら、収入源にもしていくのはどうでしょうか?
山々に囲まれた地域とか、棚田は、一番米が美味しいところですし、その上、その山でマツタケ、山の幸が採れるようになったら、どこよりも収入源にする力があるところでないかと思います。
山間のほうが廃れ、放棄したりしてるとも聞きますが、もったいないように思います。
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農業は、どうやって儲かったらいいのか?と、チャットGPTにも質問した私です。
他も聞いてみて、すると、皆、けっこう同じ解答が出て来て、いろいろまあ、便利な世の中になった来たとも参考になった次第であります。ただ、AIは大量電気により排出、大量の水、PFAS問題とあり、のんきに言ってられないものもありますが。
大型化して低コストにするのは出てこなかったです。まあ質問は、主が農家は、どうしたらいいか?というものですしね。
これらに共通して言えるのは、
高価格の栽培
販路拡大
機械や資材の共同購入、中古の利用
観光農園
複合的農業
そこでこういう角度から、いろいろ見て、今回話題に書いています。
高価値の農作物。
米については、棚田の米が一番うまいのです。
地方の耕作放棄地がと言いますが、そここそ、価値が高い米の田んぼと思います。
今はお中元の時期ですが、メロン、ブドウなど、チラシを見ていても、米はないのですよね。
でも自然の中にある棚田で、現地にしかない水で作られ、手間暇かけて、稲作歴史の1000年の伝統を受け継いだ米農家が作る米。
日本人が作る生っ粋の日本の米。
となったら、高く売れるのでないかと思いました。
米も一俵100万円(笑)で出すとか。
よく正月福袋でもありますが、10袋作るだけでも1千万です。まあ冒険ですよね。
今回のこのブログもけっこう攻めてます。
それから、農業ツアーもけっこう人気なのか?ようで。
調べてみたら、うちの近所でも、農業ツアーというのをやっていました。
まあ、確かに私も、フィリピンの山奥の深く、浸かるほどの湿地帯の稲作地帯で、腰まで浸かって稲を刈り取ってみたい、現地人のような暮らしを体験してみたいと思いますね(インドア派なのに。イメージは膨らみます)
うちの近所でも、農業ツアー宿泊、ジャム作りなどの加工体験、現地自然の観察ツアーなどありました。
ただ、うちの近所は前から書いているように、農地整備して、セメント固めして、田舎なのに、自然がない。
そんな農地で、工場で体験したって、単なる企業研修みたいなの、製造工場のスタッフに見えなくもない?
そこはやはり、自然の岸がある川や湿地、池があって、チョウやトンボが飛び交い、トキやコウノトリが木々の上で泊まっている。
イタチやカワウソが顔を出し、イルカなどが川を泳ぐ。
日本の家は昔ながらの民家の趣を備えている。
と、やはり、歴史的、文化的、自然的な景色などもないと。
目に入る情報も大事と思います。
現地の歴史文化自然を体験しに来たのに、セメント固めの均一区画だの、セメント川や池でアカミミガメしかいないだの、なら、説得力に欠けます。
ということで、現地の自然回復をしてさまざま生物多様性の恵みで収入も得ながら、農業ツアーもどうだろうか?と思いました。
今回、盆前の急ぎの記事です。
お読みいただきありがとうございました。
