生物多様性とは何かというと、前もやりましたが、我々の生命維持装置です。
水や空気、
土壌の力
安定した気候
我々は生物多様性に依存しています。

温暖化を止めているのも、森や海、周りの力です。
炭素も吸収、隔離、貯蔵してくれています。
我々も生きることから、生物多様性に依存しています。
それが今、損なわれようとしています。
モニタリング1000でも、分かりました。
スズメなどの鳥、昆虫の減少・・・
そうなると、今後、他も減少していくことも起こってくるわけです。
未来は、減少、絶滅、喪失、ねじの外れた状態、危機。
などが待ち構えているわけです。
そこへ、気候変動が加わります。
二重の圧。
さらに損失への危機が、倍増します。
ですので、減少や喪失を回復させるための、回復力をつけること、喪失の前に回復させておくこと。
それがレジリエンス。
回復力、抵抗力、耐久力、再起力、強靭性とかいうものです。
世界が気候変動だけでなく、生物多様性も回復させよとしているのは、自然が好きで、アウトドア感覚で言っているわけであないです。
皆、気候変動と生物多様性の喪失で、生き残り可能か否かに疑いがかかっているからです。
EUなどは全自然生態系回復です。
未だ日本は、何ら回復力、体力をつけておりません。
そのためには、海、山、川、里の回復。
湿地の回復。
草原の回復。
農地の回復。
都市の緑化。
ということで、来たるべき時に備えて、十分な回復力を備えていき、来たるべき時が来た時には、十分な強度を保ち、回復性を備えておく。すぐに回復出来る力をつけておく。すると、多少損失があろうとも、生き残れる。
そういう力をつけておく。
今後の喪失と打撃に備えて、回復力や体力、回復力の早さ。→レジリエンス。
我が国も今後に備えて、力を備えておかねばならないです。
→レジリエンス
私、今までいろいろ見て来ましたが、今、これだなと思ってます。
参考
環境省
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書(AR6)サイクル
P38「D.4.1 生物多様性のレジリエンスを築き、生態系の健全性50を支えることで、生計、人間の健康と福祉、食
料・繊維・水の供給、並びに災害リスクの低減及び気候変動への適応とその緩和への貢献を含む、人々の便益
を維持しうる」
去年の生物多様性の日のメッセージ
国際生物多様性の日(5月22日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ | 国連広報センター
生息地を増やそう
昆虫を増やそう、自然で
お読みいただき、ありがとうございました。
