本当のリラックスを知らない。

薬を飲まないと眠れない。

起きている時は頭が働き過ぎている。

 

そんな母の頭の中の状態は、ハムスターの回し車のようだと私は言いました。

 

常に自分以外の存在が自分の中にいて、支配されている。

でも、それが通常モードなので、回し車で走っている自覚がない。

 

回し車で走りながら自分の事を考える事が出来なくなっているのに、何で自分は普通の事が出来ないんだろう、意欲が無いんだろうと呟く。

 

憑依なのか支配なのか縛りなのか依存なのか、その世界の中で生きていた。私も。

 

回し車で走っている事に気づいて、少しづつスピードを落として止まって、そっと回し車から降りる。

 

降り立った場所に広がる世界は、本当の自分の世界なんだろうか。

 

そうなって初めて自分として、人間として、一歩ずつ自分のペースで歩けるんだろうか。

 

それでも日々家事をして、私を迎えてくれている。一緒に居てくれるだけで、今はありがたいです。

 

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