2月に全ての項目の検査は終わっていましたが
結果がでたのは4月に入ってから

両親と本人 
高次脳機能の教授
それぞれの検査の担当をされた先生
私達の担当のソーシャルワーカーの方との
面談方式で検査結果が伝えられました。

ほぼ高得点で検査結果が出ている項目で
ただ一つが異常という結果・・・
その問題の項目はTMT
『注意の持続と選択、また、視覚探索・視覚運動協調性
などを調べる検査で、前頭葉損傷患者に鋭敏な検査』で
『「Part B」では注意や概念の変換能力が必要とされる為、
遂行機能検査としてよく利用される』

この項目の検査結果からPart Aから
Part Bに移った時に
能力が落ちるという事がわかり
これにより遂行能力の低下が分かりました

教授のお話ではまだまだ若いので現時点の段階では
高次脳機能障害という病名はつけたくない?
みたいな事をいわれました。
だからといって何かリハビリがある訳でもなく
大学受験はあきらめずにがんばりなさいと・・・

何か良くわからないままに説明が行われ
感想として
現時点の段階では高次脳機能障害という病名は
つけたくない?~だったら何!!という思いでした
いよいよ2月から検査がはじまりました

 浜松式高次脳機能スケール
 WCST
BADS
T.M.T
WMS-R
WAIS-Ⅲ
HDS-R ・・・などの検査項目
 
それ以外に本人と母親に社会生活についてのアンケート
などが実施されました



高次脳機能障害を専門に診てある大学病院を
紹介され受診しました
まずは脳外科での検査を・・・
特に異常は無く順調な回復ぶり
高次脳機能障害の検査をするのは
脳外科ではなく精神科での窓口。

大きな大学病院でしかもこの
高次脳機能障害を検査は時間がかかること
また予約患者も多いため
結果が出る為には3ヶ月以上はかかると
説明うけました。

ここでまず息子はバームテストを受けました
この結果息子の性格は弱音をはかないタイプで
今のこの状況を大変悩んでいて
消えてなくなりたい・ふと死にたいと
思っている・・・と言われました
この結果は私には衝撃的で
でも私自身が立ち直るきっかけともなりました

私も息子の事が心配だけど私より等の本人の
方がこれからの自分の人生を悩んでいることに
気づけました。