結婚した当初、心に誓ったことがある。

 

それは「子供が出来たら仕事を家に持ち込まない」ということ。

 

ブラックが当たり前の業界に身を置いているということもあり、結婚した当初も心身共に疲弊していました。

 

結婚式は日曜日だったのですが、まず金曜日に帰宅できず、土曜日の早朝帰り。

 

その時点で妻からは「そんな会社辞めて。絶対おかしい」と泣かれました。

 

まあ、当然ですよね。

 

で、泣かれたものの、仕事は実は終わってなくて、土曜日昼から妻が“最後の調整”のために外出してから、また仕事してたくらいですからね。

 

今思うと会社も自分もどうかしてましたね。

 

結局その後に盛大に体調を崩したので、開き直って子供が産まれたのを機に毎日6時半帰宅を強制的にするようになって今に至ります。
 
「わたし定時で帰ります」じゃないですけど、まああんな感じ。
 
それでも、ドラマにもあったように、やっぱり仕事次第では残業もするわけです。
 
会社員として成し遂げるべきものが目の前に迫っていたら仕方ないと思います。
 
ただ、前の日記の通り、ママは晩御飯係がいないと自分は食べない派ですし、子供が癇癪みたいに泣きだすとすぐイライラしてしまうので、そうなるとパパの選択肢は一つしかありません。
 
仕事を持ち帰って、子供もママも寝てから、仕事再開。
 
数年前に心に誓ったものの、やっぱり仕事の波を乗り越えながら家庭円満を目指すとなると、こうなってしまうんですね。
 
非常に残念なことに自宅作業は会社が全面的に禁止しているので、サービス扱いにせざるを得ないのがちょっともったいないと思ってはいます。
 
まあ、多少の残業代をもらわない代わりに家庭と仕事が円満に進むのであれば安い投資かなと思わなくもないですが。
 
 
この6月は結構な回数家に仕事を持ち込んでるんですが、
 
残念ながら子供が超絶機嫌の悪かった今日は、6時半に仕事片手に帰宅、自分たちの分と子供のご飯、食器洗い、子供歯磨き、子供とお風呂、風呂掃除、おもちゃの片づけまで付いてきたので、ママのイライラは相当なものだったんでしょうね。
 
心の中では「え、もうちょいやってよ」と8割5分くらい本気で思ってましたが
 
根本的にイライラすることが極端に少ない(子供に対しては皆無)のパパと
沸点低めで言いたいことを全てキツイ言い方で遠慮なく吐き出すママの組み合わせなので
 
まあ、パワーバランス出来上がってますよね。
 
それはそれで仕方なし。
 
仕事もある程度見えるところまで進んだので、明日は朝から全力疾走ができることでしょう。
 
で、そうしているうちに、0時近いと。
 
早起き係もパパなので、早々に寝ようと思います。
 
 

ワークライフバランスってのは難しいもんです。

 

やっぱりバランスさせるにしても、何かしらの犠牲は必要なのかもしれないですね。

 

ドラマで言ってました。不幸になるために仕事をしているわけじゃない、と。

 

その通りですね。

 

家族を養って、たまに美味しいもの食べて、みんなで笑いながら週末を楽しく過ごすために、平日は無理をしています。

 

なので、心の誓いは、なかったことにしようと思いました。

 

単細胞な思考回路ではこれが限界みたいです。

 

むしろ、単細胞らしく、愚直に頑張るのも一つの正解なんじゃないかと思い始めました。

 

平日はあと2日。仕事の波もあと2日。

 

週末の幸せを胸に寝ようと思います。