政治家は政治のプロでなければならないが、経済のプロである必要性はない。

政治のプロなら官僚や経済のプロ達、あらゆる知識人たちからビジョンの元になるアイデアを取り上げられる筈。

それを邪魔してるのがつまらないプライドだ。

特に菅直人は経済通と言われたくて仕方ない。

ところが彼の経済通というのは、財界人を怒鳴りつける為の経済通だから痛い話だ・・・経済通ならぬ経済痛だ。

藤井が辞めたいと言ってるのは、鳩山が何も調整せず全て閣僚達の意見の衝突に任せっぱなしにして、結果的に自分がいつも菅直人に怒鳴られ前原におかしな事を外で言われ・・・極めつけは鳩山の経団連での挨拶だ。

25%削減は良いけれども、日本企業に誰も敬意なんか払わない。

価格と品質とアフターサービスが全て。

あれを聞いて、初笑いだと言った財界人は少なくない。

この前5000円の料理を二人で食べた。

1万円払ったが、30歳以上の未婚男性500万人が一斉に恋人作りをやると一食食べるだけで500億円消費する。

30歳未満の未婚男性も含めて恋人と毎日のように食べれば35兆円の需給ギャップも埋まるか?食事だけでな。

500万人のパラサイト未婚男性が同棲や新婚で5万円の安アパートに住むと毎月2500億円のアパート代、年間3兆円のアパート代だよな?

そういう需給ギャップを少しでも埋める結婚特需を音頭とれる器がある政治屋が日本に一人ぐらい居ないのか?

100億持ってる金持ちから90億円税取って6万人に毎日5000円飲み喰いしろってバラまけばいい。

100億持ってる金持ちは一月で90億も飲み喰いはしないしな。



今の民主党は旧田中派の残党達とも言うべきメンバーに牛耳られておりますが旧田中派の方針を成し遂げる気があるのでしょうか?

具体的には、資源外交の復活や、国土改造論、反共産主義、等の方針です。

小沢さんの方針は見えないのが怖いですね。



それならまだマシだろうけどね・・・小沢はイデオロギーで考えるべき人間ではない。

小沢にとって権力を獲得出来る方法論として、その時一番数を集められる考え方がベストなのだ。

つまり、世の中の流れを掴む達人であり、世論の構築のされ方を如何にして掴み自分がその真ん中にいるか・・・それに執心している人物だ。

だから、その時々で右にも左にもなる。

かつてはかなり強硬な国防政策を打ち出したり、保守強硬派的な感じもしたが、しかし今は中国との関係を見ても判る様に、中国カードが権力維持に最適だから、そのカード集めに奔走しているとみるべきだ。

小沢は、その政策云々ではない・・・つまり、権力を掌握した結果政策が産まれるのであり、その権力を握る事が小沢と言う政治家の努めだと考えているのだろう。

その意味で小沢に政策を問う意味があるのか?どうか?

自分はないと見る。

どういう事か?

かなり前だけど自分は「帳簿に載らない金をどのくらい集められるかが政治家の腕だ」と書いた記憶がある。

金=権力・・・小沢は簿外の現金を動かせる。

だから人も言う事を聞くし、表でも裏でも人は動くのだ。

今回の事件でも、恐らく小沢を落とす事は出来ないだろう。

小沢が口を割らないと言う事ではなく、権力を握る人物とその権力に使われる人間との差が生じてくる・・・。

菅直人が財務相になった事で国家戦略局が如何にいい加減なポジションなのか良く判る。

触れ込み通りの重要なポジションなら、兼務なんか土台無理だ。

それを多忙極まりない仙谷がやるんだから、結果的に相当閑職なんだろう。

国会議員百名で何やるのか・・・