当店で代車として使っていたアクティー
うちに来たときからエアバッグの警告灯が点灯していましたが、気にせず使っていました。
車検も切れて放置していたのですが、この度お客様の元に旅立つことになったので、ちゃんと整備しちゃいます！
まず、警告灯のリセット！
ヒューズボックス左下の黄色の2極カプラーを取り外し、キーOFFで2極カプラーを短絡
私はいつもピンセットを使ってます！
短絡した状態で、キーをON
SRS警告灯が消灯したのを確認してから、ピンセットを外す。
その後に警告灯が点灯したら、またピンセットで短絡。
消灯したらピンセットを外す。
その後に警告灯が2回点灯後に消灯を確認！
その後にエンジン始動して点灯しなければリセット完了！
なのですが、2回目にエンジン始動したら警告灯点灯しちゃいました…(T^T)
どこかに不具合が有るって事ですね…。
点検の前にバッテリーのマイナスを一旦外します。
ハンドルのエアバッグの導通やシートベルトテンショナー、エアバッグコンピュータなどの導通を確認！
問題なし…
じゃ、ここは…？
エアバッグコンピュータのアースです！
テスターで導通を確認したところ、ボディーとの導通が有りません…(￣∇￣)
どれどれ…
あれ？
ボディーアースなのに、塗装の上にネジで止められてる…(||゜Д゜)
塗装は電気を通さないので、塗装を剥がします！
テスターで確認して導通ＯＫ！
バッテリーを繋いで、再び警告灯のリセットをして、エンジン始動！
ムフフ…(^-^*)
警告灯消灯！
バッチリです(^ー^*)
なんで国産のクルマなのに、こんなアースの処理をしているのか…？
確かにネジ山を通してアースに落ちるのでしょうが、不安定です！
ボディーアースの基本は車体の塗装を剥がしてからが基本ですよね！
車種によっては、テスターを使って導通の確認が取れても、接点が小さくて大きな電流が流れたときに、抵抗になってしまう事もありますので、その辺もしっかり確認しないとトラブルの原因になりますのでご注意下さい！
おしまい…。
