僕の伯父のことを少し書きましょう。
僕が高校時代に単身で帰国してから
何かに付き、世話になっているのが
この伯父だ。
親父の唯一の兄弟で、
日本では僕の親代わりとでも言うべき存在かもしれない。
6人の子供がいるせいか、わりと無口な人で
夕食はろくに食事せず、一杯やって寝る印象がある。
僕が就職してからかはほとんど、会うことが無かった・・・。
つい先日、久しぶりに世話になったという名目で、
お食事に誘ったら
入院していることを知った。
そして、一昨日の夜に亡くなった。
69歳だった。
なんか、まだ何も恩返ししてねぇじゃねぇ~かっ!!
伯父の安らかな寝顔の横でそう思った。
経営者である以上、常に冷静でいなければいけない・・・でも
こみ上げてくるもの抑えるので背一杯だった。
生死をテーマに何か大層なことを書くことはできない。
生で「かたちあるもの」を
死で「かたちのないもの」を世の中に残すのが
重要だろうと
僕は勝手に伯父からこう感じ取った。
伯父の死に顔はただの寝顔だった。
夕食に一杯やって、気持ちよくなった後の
寝顔 そのものだった。

