最近
相談ではなく質問(ユウト君はともげんさんのムスコですか?等本人に聞け!怒られるわ!)
相談というほどのものでもない質問
少し複雑な質問がメッセでくるようになった。
なぜか女性からの恋愛相談を気付いたら受けていることが多い。
でも他の男の匂いがするものに関してはハッキリ言うことが多いのでショックを受けている人もしばしば。
さて第一答
少し悲しい相談です。
ご本人さんからしたらメッセージで返してほしいのかもしれませんが、一つのヒントになる人がいるかもしれませんので。(名前などは一切出しません)
愛犬がガンの再発を繰り返して、食事も出来ず医者から安楽死をすすめられたのでどうしたらいいかわからない。との事。
僕自身29年間生きてきて、犬との生きてきた人生は3分の2を超えるくらいです。
その中で安楽死を見てきたのは実際2回ほどあります。
一度目は自宅の犬、二度目は会社で11年飼っていた犬。
一度目の安楽死は僕自身の決断でした。
ある日、立てなくなりました。
ホントに急にです。
昨日までは元気だったので、ただの風邪と思っていましたが、食事も食べなくなり、たった数時間で水すら飲めなくなりました。
病院に連れて行くと、血液中の毒素が異常に高いとの事。
続けて、肝臓にも影らしきものがあると言われました。
肝不全
即、『もう助かりません』と言うお医者さんはあまりいないでしょうけど、後から聞いた話 大型犬などの賢い犬種は病状が出ても態度に出さない事が90%以上らしく、立てなくなった時は手遅れのパターンが多いらしいです。
一日入院させて、透析させますがケイレンが二度も起き(ケイレンは体へのダメージか深刻)脳にまで毒素が回っている証拠。
そこで説明を受けます。
『もう自力で立てる事はないでしょう』
『週3日は透析は受けないと・・・』
『透析で延命しても動けないので便などは垂れ流しで常にそばにいないと』
『生きていてもよくなる事はありません』
『死ぬまで痛みは伴います』
『かかる費用は月20万円超えます』
飼い始めた頃には想像も出来ない言葉が並びます。
それでも飼い主は『明日になれば少しは良くなるのではないか?』と希望を持ってしまいます。
少し考える事にします。
少し汚い表現ですが、考えれば考えるほど掛かるお金は積もります。(一日2~3万円)
『お金じゃないねん』の言葉が簡単にきれい事になります。
しかし現実は良くなるわけもなく、うつろな目で遠吠えを繰り返し、4~5時間隔でケイレンがおきるようになりました。
ここまで来るとお医者さんは『安楽死』の選択肢を出してきます。
悪くはなるが、良くなる事は無いサインです。
テレビでよく話題になっている安楽死。
人ではなく犬やけど今自分が決断を迫られている。
残酷にも考えている間にもケイレンは起きます。
冷静に考える時間すらありません。
目は開いていても、飼い主の声にも反応しなくなってしまった犬。
ここまでは『どうなっても生きたいやろ?』と100%考えていました。
安楽死なんて100%否定でした。
しかし・・・
一日、五度のケイレン
そしてその光景を目の当たりしたら
耐えれる飼い主はいません・・・
何も出来ない、見ている事しか出来ない自分
見ているだけ?楽にさせてあげる事も出来る?
俺が見ているのが辛いだけ?
それでも犬は生きたい?
思考回路が常軌を逸脱したものになります。
最後まで全力を尽くすべきか限りなく悩みました。
しかしあるタイミングで価値観が変わる瞬間が現場にはありました。
延命=わずかな幸せ
↓
延命=残酷
自分の判断で『お願いします』と言いました。
質問してくれた方
愛犬がガンということなので、末期症状はおそらく説明を受けていると思います。
肺転移すれば・・・脳転移すれば・・・
明確な答えは僕には出せません。
ただ『飼わなければよかった』的な発想をされる方いますが、それはさらに残酷なような気がします。