普通に生まれてくると思っていた③
産後ゆっくりなんてする間もなく、産院からリオナのいる高槻病院まで通った4日間。朝起きて部屋に来た看護師さんには「大変ね~」と言われ、お部屋のスピーカーから「沐浴の時間なので降りて来てくださいと言われ。」「赤ちゃんここにいないんですけど」と言い、静まりかえった部屋で声を押し殺して泣いた。生まれて二日目の朝9時携帯が鳴った。「夜になると呼吸をするのを忘れちゃうようで、昨夜挿管しました。」初めて聞く「挿管」という言葉。なんとなく想像はついたけどそれが何を意味しているのかもわからず病院へ行くと「痰がでるので調べてみるとRSでした。なので隔離しました。」と言われ、我が子にあうために何枚に扉を通過したのかわからないぐらい奥の部屋にリオナがいた。服も着ないでオムツだけ。うちの子服も着れないんだ。「抱っこしてあげてくださいね。」と看護師さんに言われるもかわいいとか抱っこしたいとかは全く思わなかった。この子死んじゃうのかな?重い障害が残るなら死んだほうがいいのかも。と思っていた。