滝野川ブルーウィングスの至上命題の春大会での2部昇格は準々決勝で達成されることは無かった。

まずはそれまでの戦績を振り返りたい。

 

 一回戦、前回大会ではベスト4になるほどのチームとの対戦に徹底的に研究、対策を練った。特にサイドハンド対策として1番~6番までを左バッターで固めるなどし打線爆発、11-1で勝利した。

 自分は9番投手として出場、2イニングを無失点で降りた。初回先頭バッターに2塁打を打たれ先制のピンチを迎えるもなんとか抑えることができた。

 

 

 二回戦、15-1で勝利。

 自分は同じく9番投手で出場、初回に連打で先制点を献上してしまうが2回1失点でマウンドを降りた。

 

 

 そして、準々決勝。3回表先制の直後に逆転を許し3-5で敗北。

 またしても自分は9番投手で出場、2回までは無四球無安打に抑えていたが3回の1アウトからのヒットで崩れそこから四球、連打でアウトを取れず2回1/3を5失点、負け投手となった。

今回の試合で違うのはいつもはマウンドを降りるとベンチに下がるがそこからライトの守備についたことである。打球は飛んでこなかった。

 

 

 監督は継投ミスと言っていた確かに相手打線のタイミングが合ってきていたのはあるが、それで終わらすにはもったいない。先制で気が緩んだのかもしれない、外角一辺倒に投げすぎたからかもしれない。明らかに外しか見えてない相手に素直に外に投げてしまった、それを合わせられた。この日はコントロールがこれまでで1番よく、構えられた外にまとまっていた、そこを狙われたのだろう。敗因はと聞かれたら他の人は準備不足、守備、打撃と答えるだろうが、自分はコミュニケーション不足と答える。明らかに外の球を狙われていた、球が内に行った時には反応を一切しなかった。キャッチャーからのサインに首を振ればよかったが従うだけであった。そこでコミュニケーションがしっかり取れて自分の考えを言えていたら何かが変わっていたのだ。すべてをキャッチャーに任せていた、それでこれまで抑えられていた、しかし、レベルが上がるにつれ、キャッチャーだけではきつい物がある。投手も参加しないといけない。もっと話していたら、監督は継投ミスということでで後悔することは無かったのかもしれない。

 

 試合のことはさておき、今回の大会では充実感があった。前回は何もできずに終わってしまったからだろう。全試合で先発させて貰った、最後の試合までは2イニングまでと決められていてそこに向かって全力で投げることができた。これを人に言うと頭おかしいと思われるから試合中、直後には言えなかったが、最後の試合も3回の途中でマウンドを降りてベンチに戻る際、あるはずの無いスタンドから、いるはずも無い満員の観客にスタンディングオーベーションを浴びた感覚があった。「よく投げた」「次も頼むぞ」などの歓声も聞こえた。これは大会での満足感の現れでは無いだろうか。

 

 前回は何もできず敗北。今回は充実感がありながら敗北。次回は充実感を増して勝利、これしか無い。