ryong 「special-1」

ryong 「special-1」

special-oneだけど、specialから少し(-1)ぐらい欠けててもいいんじゃないかと。                 「書く」ということを己に課します。書きたい時だけではなく、書きたくない時に書きます。


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さて、初ブログです。

ハナっから、書くことがないので、最初ということで自分が生まれた時について。

(↑ちなみに、このハナっからの「ハナ」は韓国語の1という意味のハナが由来だそうです。)


僕は帝王切開で生まれました。

子供の頃から母親に、「あんた達は帝王切開で大変だったんだよー」と聞かされてました。

ちなみに兄貴も帝王切開。


でもガキの頃は「帝王切開」なんて言葉を知らなかったので、「テイオーセッカイ?」と聞き流していました。


しかしある時、「帝王」という言葉が何やら偉い人の事を意味すると知って、勘違いは始まりました。


頭の中で、「帝王セッカイ」ということになり、セッカイの意味など考えずに、「帝王ってことは、あ、僕、なんか偉い感じで生まれたんだ」と思い込みがスタート。


両親が国産車に乗っていようが、少し小さくなって白いブリーフが露出しやすなっている短パンをいつまでもはかされようが、「俺は偉い人」なんだと常に思っていて、庶民丸出しの生活の中でも、「きっといつか誰かが迎えに来るはずだ、俺は帝王だから」と本気で思っていました。


兄貴も「テイオーセッカイ」ということは知っていたので、いつかは権力や財産を巡る争いが起きることも想定していました。

いや、本気で考えてました。


ある時、我が家では、ファミコンの順番を巡る、「8畳の和室の変」が勃発したのですが、結果は次男である俺の大勝利。 

2連続プレイという非道な兄貴に立ち向かうため、ファミコンのアダプタ(昔のデカいやつ)を片手に二段ベットに上がり、ジャンプして飛び降りると共に兄貴の後頭部にアダプタを振り下ろしました。

たかがファミコンの順番で、実の兄貴をヒクヒクさせるのは間違いなくやり過ぎですが、この乱に乗じて、「テイオー」の座を自分のモノにしようとしたのだと思います。

26年間生きてきて、ヒクヒクした兄貴を見たのは、これが最初で最後です。


結局何が言いたいかというと、人生の始まりから勘違いなんです。

これからもずっと、「スペシャルワン」な存在として勘違いして生きていきます。

ただ、「スペシャル-1」ということで、完全なモノから何か欠けててもいいだろってことで。


あと、しっかりと言葉の意味がわかっている今だからこそ、母親には本当に感謝です。

日本語では「生まれた」って言うけど、自分の力で生まれたわけじゃありません。

「I was born」なワケで、マジ親に感謝です(≧▽≦)


最後に補足

「帝王切開」の由来には二つの説があるそうです↓

①ラテン語 sectio caesarea をドイツ語に訳す際に、caesarea(切開する)を誤ってローマの将軍カエサルと訳したから

②カエサルが帝王切開により誕生したから


以上です、ちゃんちゃん(・∀・)/


ryong( ̄▽ ̄)