今日の日曜美術館『超絶を生きた男~明治の陶芸家・宮川香山』ね。
あ~見たことある! これでしょ!
東京都国立近代美術館工芸館にあった、入ってすぐね。
壺を掘る技法とか、いま伝承されてないのね感あり。
海洋堂のフィギィアになっちゃうのかな、根付からきてるとか言われると、そういう流れになっちゃうんだろうなー、エミール・ガレのガラス工芸も思い出したけど。
一代限りくらいの誰もついてけないくらいの仕事だったのね。
さまざまな才能が現れては消えていく泡のごとし。
『葛城事件』の精神を病んでいく妻、小市民的な生活に馴染めなかった夫という中にいながら、姑息な生き方に安住できなかった者の辛さを噛む。
間違った生き方が原因だろう、とんでもない力を持ち生まれた使い方を誤った。
「俺も被害者だ!」
お気の毒です。
写真を見直してて、そういえば辛かった表情をアップしなかったんだなと思い出し、探しひろった。
暴力に訴えても恥ずかしさが残るだけ。
手広くって言っても人間限界あるしなあ~、
そこ底を愛おしむしかないのかね