5年前の遅い春、

車を運転しながら初めて聴いて、

泣いたのを思い出す。


なんて、

絶望に近い、悲しみ。

なんて。


この人が求めてるものは、

計り知れない。


数か月、

繰り返し聴いてた。


ふるえる月の光のような、

宮野弘紀さんのギターが素晴らしく、

悲しみをとらえて、余りある。


ほんとうにね、

手に入らないから、これほど思うのか、

それほどに思うから、手に入らないのか。


絶望に希望をみてた。


今回、ありがとうの気持ちを思うと、

やっぱりこの曲が上がってくる。


驚いちゃって、

きちんとありがとうが言えなかった。


どれだけ代わってもらったか。


願ったか。








まいど!!

 

おおきに!!

              

「 to you 」 Chie Ayado

2003・5・28