初めて生で

お声を聴いて、

柔らかいなぁと思いました。

やっぱり私は、

米良さんの声が好きなんだって思った。

今は、

許しを感じさせる声って、

あんまりいない、

尊いなって思います。

慰めるとかいうより、

共にいてくれる声。



「いいじゃないの幸せならば」

を号泣したり、だらだら泣いたりしながら、

一時間以上、リピートして聴きました。

最近では珍しいことです。

本当に優しいのと、

こんなに悲しく幸せを語ることに、泣ける。

悲しい幸せ。

いいじゃないの。

ピアノとピアニカ。



「愛して愛して愛しちゃったのよ」

「伊勢佐木町ブルース」

「圭子の夢は夜ひらく」

どれも、無骨で、恥ずかしいような、

昭和歌謡。

恥ずかしさに、脱がされる。



「君こそわが命」

ラストにふさわしい

その気持ちが切なく立つ。



お元気でたくさんの歌声を、残して欲しいな。

いろんな歌を。

歌が、待ってる気がします。

歌ってもらわないと、歌は生きれないもの。

たくさんの歌を。

お願い。



名曲集 Vol.1



米良美一「名曲集vol.1」

2012・2・29 ZLCP-0070