ロマロマに行った時

2005年の雑誌に

ルネ・ラリックのお孫さんの作品が載ってた

白雁が重なり飛翔

ランプシェードだったと思う

「Hokkaido」って作品

ラムサール条約関係かな

♪プシュケ


mirror guumii

    


別冊太陽のアール・ヌーヴォー特集で

初めてルネ・ラリックの

「トンボの精」を見て

自然と女性と工芸が

互いに絡み合い

輝き

一つになり

美の調和をなしてるのを見て

解き放たれる


ラリックの女性像って

どれも素晴らしい

ことごとく

彼が身に持ち

放す妖精


燐粉飛び回り

凛と立つ



写真の隣に

ラリックの思い出として

香水瓶のお話しが載ってた

    

10cmくらいの大きさに

ヴィーナスがきちっとポーズ

仕事の美しさと精密さ

感嘆ものです


エミール・ガレやダリまで

香水瓶はほんとに

可愛く洒落てる

   

花の精の住みか

女性への思いにあふれてる

  

もう残っていないだろう

香りに包まれる

  


ラリックが

宝飾工芸から転向したガラス


砂を灼熱で溶かし

光り持つ

透明感とあたたかさ

光りと見方で

幾重にも表情を変える


自分で作り出す

光りの宝石


女神に重ねたもの


    「ルネ・ラリック ~光りへの軌跡」

       池田まゆみ著  平凡社  2005年

   

    「香水瓶 ~古代からアール・デコ、モードの時代まで」

       由水常雄著    二玄社  1995年