こんには
白石由美です。
昨日は6月1日・衣替えの日でしたね。
私も制服を着てお仕事をしていた頃は、
暦にあわせて夏服に着替えていました。
プラウスにスカーフ
ベストとスカート
それにあわせて
パンプスだって夏仕様。
揃えておくものがいくつもあるので
「あっ、スカーフ忘れたぁー
」
と、全身が凍りつく朝を迎えることも。
そのせいか「衣替え」と聞くと
なぜか「ヒヤリ」とした納涼感を覚えます^ ^
ということで、
今回は少し内容を衣替えしようと思います。
「話し方」と同じくらい大切な
「聞き方」について、です。
「まず、お客さまのニーズを聞きましょう」
↑↑↑
このフレーズ、もう鉄板ですよね。
研修でも、セミナーでも、
何度、耳にしているかわからないくらいだと思います。
そう、みんなわかってるんです。
お客さまのニーズを聞かせていただいて、
それから説明をしたいんですよね。
でも、どうすればお客さまから
話しだしてくれるかわからない、ですよね。
そこで今日ご紹介するのは、
私がそっと使っている、ある作戦です。
「ニーズを聞きださなきゃ」
「要望に答えなきゃ」
と力みすぎてしまうと、あなたの空気は
掃除機のダイソンのようになってしまいます。
そうなると、お客さまだって腰がひけてしまいます。
「引っ張られてはいけない」
「壺を買わされるのではないか」
そう感じさせてしまいます。
お客さまからみると、もはや恐怖![]()
ここはひとまず「待つ」ことです。
一拍めはお客さまのタイミングです。
ここはそっと待っていましょう
。
そして、お客さまが話しかけて下さったら
必要なことにだけそっと触れる
「よーじや作戦」です。
頬にそっと触れて、
さっと皮脂だけ吸いとる
京都・老舗のあぶらとり紙
あの「よーじや」のようにです。
↑写真は「よーじや」のHPよりお借りしました。
一拍めはお客さまが始めて、
1小節めは「よーじや」のテンポで。
これくらいが、ちょうどいいです
そういえば「あぶらとり紙」の始まりって、
金箔を打ちのばす時に叩かれできた和紙なんですよね。
あら、「縁起もの」ですね![]()
相手にグイグイ入るより
必要なところに、そっと触れる。
そこから次の会話が
スタートします。

