最近よくある中古買取業者の言い分には
「30万で購入したスピーカーセットが
オーディオ専門店では5万円だった」ということで
自分たちなら今なら1,000円買取価格UPで
高額査定などと謳い文句で集客していますが
これはそもそも、中古市場の相場をあまり知らないか
わざと肝心な部分に触れていないと思いますね。


まず一般的に、オーディオ専門店が欲しがるスピーカーは
「値段より、中古市場価値」が最も重要です。

反対に、一般的なリサイクル業者の裁量は基準が曖昧で
オーディオの専門知識も低いのが普通です。
従って、ヤマハの30万オーディオセットを分解して
スピーカーだけ売り出した場合、リサイクル業者の見積もりは
更に低くて1万で買ってくれるかどうかも怪しいことになります。

オーディオ関係は、新品未開封などという
表示方法は絶対に通用しません。
また古いといっても、年代が重要で1990年代に
海外から逆輸入して手に入れた高級スタジオモニターなどは
2個あれば、恐らく今でもオーディオ専門ショップの方が高額査定です。

反対に、DENONの大型スピーカー2台で40万くらいでも
市場価値で低ければ買取価格は10分の1になります。

特に、買取り価格と販売価格の表示をしない自称
「スピーカー買取」を名乗るオンラインでの業者は
たの諸経費で必ず見積もりは高額
手数料と搬送料で価格を引き下げてきます。

一見、中古買取市場には相場がないと勘違いしている人が
いますが厳然とあるのが普通。

例えば、昔のロータリースピーカーなどは
コントロールユニットがなくても、リサイクル業者へ持っていけば
レスリー16程度で2万ほどで買い取ってくれるかもしれませんが
売る時は25万円など、なかなか悪質なパターンもあります。
これを、中古楽器屋に持っていくと買取は5千円~1万以内でも
販売価格はせいぜい4万か5万
程度がよくなければもっと低いでしょう。
つまり、高額査定を全面に押し出すのなら
「中古品販売価格」表示もなければ、業者は”足元”を必ず見てきます。
査定といっても、某有名中古オーディオ買取・販売店のオンライン査定を利用して
差額を間引いているケースも多いです。

オンラインで目安の見積価格を提示できない(しない)
中古品販売をしていない業者は、買取りで選ぶべきではないでしょう。

通常は、販売当時価格から4分の1
中古市場相場はオーディオ専門の買取り・販売業者で
市価5分の1から7分の1程度と考える方が妥当です。
この場合の中古販売価格が、市価の2分の1程度なら
その見積りはかなり良心的です。

例えばJBLの4312MkIIの新品価格は、24万7千円程度ですが
中古販売ではその半値11万9千円で、買取りは最大で5万円程度。
通常ビンテージと呼べるのは
1970年代以前と考え、2割、3割増になる感じです。
例で出した、国内メーカー30万が買取り5万はかなり妥当な査定なんですね。


スピーカー買い取り業者の失敗しない選び方






