先日父親に勧められて鑑賞した
メルギブソン監督の「パッション」という映画についてお話しさせて頂きます。








この作品はイエス・キリストがユダヤ人の聖職者に捕らえられ、あの有名な磔刑が遂行されるまでの最後の12時間を描いた作品です。






イエスはユダヤを救ったメシア(救世主)であり、イエスが公に出てから色んな奇跡が行われ人々が次々とイエスをユダヤの王と従えていきます。


ですが、律法によって神との関係を守っていたユダヤ人の指導者や宗教指導者たちは彼の影響力に多大なる脅威を感じ、なんとか闇に葬ろうします(宗教的な理由もありかなり理不尽ではある笑)



そうしてイエスを捉えたユダヤの司祭者たちはローマ帝国に連行し、その時支配下であったローマ人にイエスの判決を委ねます。
慈悲の心を持つローマの総督はとりあえずイエスを鞭打ちの刑に処します。


が、そのとりあえずなテンションで下した鞭打ちの刑があまりに残忍で非道極まりないんです。



ほぼパンツ一丁のイエスを大量のローマ人で囲んで間断なく取っ替え引っ替えで鞭を叩いて、要所要所で先っちょに小さい棘が付いてる謎の武器で皮膚をえぐったりする。それも笑いながら…。
周りの使徒たちは思わず口が開けっ放しになっていました。多分、なにもできない己の非力さにただただ立ち尽くしていたのだと思います。
中学校の時、下駄箱でうんこを漏らしてしばらく時が止まったと笑いながら言っていた僕の友達を思い出しました。不謹慎かもですが笑 




そしてその刑を一時間ほど流しっぱなしにするこの作品もなかなかサイコパスです笑。というよりメルギブソンの頭が狂ってます。
もう本当だったら1分も見てられない光景なんです。それほど残虐なんです。
ですが、気づいたらその一時間はなぜかあっという間に過ぎていました。



多分それは、
どれだけ身体を打ち付けられて皮膚がえぐれて血だらけになっても、罪を償うためだけに、行き場のない信念のためだけに、立ち上がり続けるイエスの姿があまりにカッコよかったからだと思います。
彼の途方も無い勇気と犠牲が我々の心に深く刺さったからだと思います。




で、そのあと呆気なく十字架の刑を受けるんだけど、もう鞭打ちの刑があまりに衝撃過ぎてどうも思いません笑  強いていうならバカでかい釘を手と足の甲に打つシーンは痛そうだなぁってぐらいです笑  多分当の本人は鞭打ちに比べたらこんなのインフルエンザの注射くらいとしか思ってないと思います。









とまぁそんな感じで最後にイエスが復活を遂げてエンドロールって感じの映画です。


イエスの恐ろしい苦難を見てたら自分が普段感じているストレスとか悩みなんて虫ケラみたいなもんなんだなぁと少し元気を貰いました。
ついでにカトリックや宗教についての固定概念も色々と変わりました。












映画「パッション」
面白いかと言われたらそうでもないですが、確かに我々のパッションに何かを伝えてくれるのでぜひ見てみることをお勧めします。







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