「わがままに生きなさい。」
この言葉を思い出してしまいます。
昔のピアノの先生が
私によく言ってくれた言葉です。
彼女はお人形さんみたいに可愛くて
好きなことを好きなだけ言って、
とっても魅力的な人でした。
70代になってもすごく可愛くて、
飛びつきたくなります
不思議なことに、今のピアノの先生も
可愛くて魅力的でわがままです
。
。実はその、昔のピアノの先生には
妹さんがいました。
妹さんは結婚後に
旦那さんにひどく虐げられたあげく、
子供さん３人を残して
ガンで亡くなってしまったのです。
酷いことにその旦那さんは
親のあとを継いで保育園の先生になった。
その妹さんは英語を熱心に勉強されて
最後は同時通訳までされていたのだと
聞きました。
その日から、私の中で
同時通訳＝その妹さんの話
となってしまい、
その話を思い出せばいつも
泣いてしまいます。
私はいつも自分を
わがままだと思います。
好きなことを好きなだけ言って
自分の嫌いなことはすぐに辞める。
でも、わがままでなければ
どうやって生きたらいいのでしょう。
今の私は果てしなくわがままなので
もう他の生き方を知りません。
これからもずっと
わがままでありたい。
私はそのピアノの先生の妹さんの分も
わがままに生きてみせます。
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