人は毎瞬生まれ変わります。
いまこの瞬間のあなたは全く新しく生まれたばかりです。
その目からは何が見えますか?
という質問(アドバイス)をいただいて
(これは私にとってヘルプミーの答えなんですが)
見えたものを綴ります。
内省の記録なのでスルーでオッケー、
最後に載せたアート作品「Σ(シグマ)」はブログでは未発表なのでそれだけでもご覧あれ。
みなさんも各々で見えるものをイメージしてみてください。
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生まれたての私は光を受けた緑の木々を見て
美しいと微笑む
木々の間の空の青色に感嘆の声を上げる
この世界はなんて美しいのだろう
頬を撫でる風に
優しい草の香りに
身体を出入りする空気に
うっとりする
この世界はなんて心地よいのだろう
見上げる空の
雲の動きと形
天候の移り変わり
季節の巡り
小さな虫たちの営み
食物連鎖
命の循環
蛹から羽化する蝉の
羽の色に息を飲む
エメラルドグリーンの繊細な芸術品が
だんだん伸びてピンと張って
新しい、瑞々しい、素晴らしいものになる
花は種をつくって
また花を咲かせる
めしべとおしべの魅力
種の中の胚の神秘
雨は蒸発して雲になって
また雨となり降り注ぐ
個体であり液体であり気体となる自由
ときおり見せる結晶構造の感動
巡りながら変化しながら
それぞれが体現してゆく
世界の素晴らしさと美しさを
もっと見たい
もっと知りたい
授業は興味深かった
知らないことを知ってゆくのは楽しかった
生き物が好きだった
動物は存在そのものが愛しかった
私はセンス・オブ・ワンダーの申し子だ
自然の摂理を楽しむために生まれてきたんだ
目で見て触れたい
可能な限り知りたい
味わいつくしたい
答えはこうだ
生まれたばかりの私に見えたのは
二元性の摂理に従う世界の
美しさと素晴らしさ
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大人より子供が、
子供より動物が、
つまり
人間より動物のほうが好きでしたが、
動物はなついてきてもなつかなくても、
触れられても触れられなくても、
目にするだけで嬉しかったり、
存在するだけで愛しかったり。
その感覚を
自分が親となることで我が子たちに感じることができ、
優秀でもおバカでも、
可愛くてもおブスでも、
素直でもワガママでも、
くっついてきても反抗してきても、
どうあがいても可愛くて
存在そのものが愛しい。
そして今日、私自身もそう思われていたし
今もそうであることを知りました。
「存在そのものが愛しい」
という感覚を
家族以外の人にもに感じられるようになって
会わなくなっても
嫌われても
ひどいこと言われても
たぶん愛しさは変わらずいられると自信をもって言えます。
この愛しさは
感情の波よりずっと深くだから。
あるいは天候に左右されない、
雲を超えた上にある真空だから。
もしくはここで演じているドラマの、制作者のものだから。
動物>子供>大人
だったのが
動物=子供=大人
みんな好きっっっ
生きとし生けるもの
存在そのものへの愛しさを、
私は自分の能力を使って表現し
世界へ提示してゆきます。
HELIX
【∑(シグマ)】
加算の結果
一点から伸びる二次元が
限界へと拡大し
無限へと収束する