新作紹介:「嵐と鏡」 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。


感情の嵐が世界をかき回す

先ほどまで
全体の流れであったが
今は私となり

先ほどまで私であったものは
あなたの一部となり

先ほどまでそこにいた
あなたは他とひとつになり

私もいずれ
そこに混じり合うのだろう

その一連の様子を眺めていた
大きな私がはっと我に返る

この世界を生きることは
空想にふけっていることと
そう変わらない



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マヤ暦に詳しい方とやり取りをしていたとき
出てきたキーワードに妙に心惹かれ
それをタイトルに絵を描いてみました。

今年のテーマ?今年の…性質?
とりあえず今年は嵐と鏡の年なんですって。
(マヤ暦は7月スタートなので来年7月まで)

この作品の「鏡」というワードが示すのは自分以外の人々、いや、世界そのもの。

自分の内部を「鏡」である世界に映し出して見ているのだ!

と理解できていたつもりでしたが、
ここ最近の宇宙的実力テストでものすごく現実的に実感できました。


「他人のふり見て我がふり直せ」

と昔の人はうまいこと言ったもんです。

他人が見せてくれた
様々な一面を見て、

楽しくなったり
どーんと沈んだり
優しい気持ちになったり
ムカついたり
感心したり
ウンザリしたり

それはすべて自分。

他人を見て感情が動いたとき、考えるべきは

「自分はどう在りたいか」

それが分かればもう
異形の青年が言う「集中力」を使って
望む自分を現実化させるのみです。

現実化ってのは
自分の内部を周囲の鏡で確認するっていう、
ただそれだけのことなんですね。


「宇宙から見たら地球の人間は眠っているように見える」

と言われる意味が分かったように思います。

私たちは自分でコントロールできない夢を見ているような状態。

つまり世界は期待通りには進みません。

夢の性質と同じように、日常にまさかの展開が待ち受けていて、たいていそれは望んでなかったことだったりします。

空想にふけっているときは
自分の希望を描いていますよね。
こうなったらいいのになーって。

鏡に映す世界を
コントロール不能の夢から
空想に変えて
自分の希望を描いてゆくこと。

世界という
鏡でもキャンバスでもスクリーンでもいい
そこに理想を描くのです。
それが「現実化」。

そうするには
「在りたい自分」
をはっきり意識すること。

在りたい自分を世界に映し出せるようになったとき

「鏡は透明になる」

自他の境界がなくなる。

だって自分以外に見えるものも、自分が映し出してる空想だから。

「奉仕の人」は
人のためや環境のために尽くすことが
自分の内面を整えることだと分かっているのかもしれません。

そこに欲や見栄や言い訳は、生まれようがないんです。


これが、私が宇宙的実力テストで導き出した「解答」です。


皆さんの宇宙的実力テストはもう結果が出ましたか?
ダラダラと追試が続かないようにしましょうねー。