「年輪」~三輪山からのanswer~ | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

 

 

興味ないでしょうが私のプライベートを少し書きます。

ちなみに私は他人のプライベートにまったく興味がないという嫌なヤツです。

 

・・・

 

研修の関係で、いつもは休めない曜日にお休みがいただけました。

 

なにしよっかな~♪

 

と思ったとき、ふと頭によぎったのが

 

「三輪山」

 

いやいやいやいやいや~

ないわ~

このクソ暑い時期に登山?

ないわ~

 

カレンダーに休み、と書き入れたときも

 

「三輪山」

 

だ~か~ら~

あついし~

汗かくし~

しんどいし~

 

その後もことあるごとに

 

「三輪山」

 

ム~リ~・・・

 

暑い時期に外に出るだけでも嫌なのに。

夏は夜行性になりたいぐらいなのに。

 

前日になっても

 

「三輪山」

 

う・・・わかった。けど、ちょっとでも天気悪かったら行かへんからなっ

と思って明日の天気を調べたら・・・

 

☀晴れ☀

 

梅雨どうした!?

 

当日の朝・・・

 

え~めっちゃ暑そう・・・

え~行かなあかん~?

 

ミラクルに聞きました。

「私は今日、三輪山へ行った方がいいのですか?」

 

 

YESって!

このページ出たの初めて!!!

 

で、あわてて用意して出発したのが先週の話です。

 

 

結果的には行ってよかったです。

山は涼しかったし気持ちよかったし

肉眼でもいろいろ見えて

直感がビンビンに冴えて

うわっ!ていう出会いがあったり

まじっ?ていうイベントがあったりして

三輪山の波動は私に合うんだと思います。

 

三輪山で遭遇するカタチや生物、人物も、

すごく意味深に感じます。

 

入山前に黄土色(金色?)の袈裟をまとった住職?

(って呼ぶのでしょうか神社でも?)

に、すれ違いざまに声をかけていただきました。

えっ前を歩く人たちはスルーだったのに私には声を!?

しかもまっすぐ射貫くような視線を合わせて。

ムフフフ~なんか、特別扱い?

こりゃあ幸先いいぞっと嬉しかったです。

 

山頂で、

「トカゲがいますよ」

と今度は女性に声をかけられました。

磐座の真ん前の岩上に、虹色のニホントカゲの幼生。

逃げずにじっとこちらを見ている。

うわーこれは・・・

”お使い”だと言っても誰も否定できないな、

っていうほどに神秘的。

 

一緒にいた男性二人は、独特の目をしている。

そっち系の方々ですね。

 

あ、変な意味ではないですよ。

 

”覚醒”とか”悟り”とはちょっと違う・・・

”開いてる系”とでも言いましょうか、目を見れば最近分かるようになりました。

そういや最初に出会った住職もそんな目でした。

三輪山で挨拶する方々にはそういう目をした方が多くて

興味深くてじっと見つめてしまいます。

逆にじっと見つめられることも多い。

そしてお互いにっこり。

「そっち系ですね?」「あなたもね。」

テレパシーで会話できている感じでけっこう心地いいです。

 

ちなみにこのブログにたどり着いている方々はみなさんすでに

「そっち系」もしくは素質ありですからご安心を(笑)

 

雨が降ってきました。

 

おいっ!天気予報、快晴やったやん!!

とも思いましたけどね、

この雨は祝福。

 

雨のおかげで大地が柔らかい。

緩衝作用と吸収作用。

唾液に味を、粘液に匂いを、

血液に栄養を溶かすように、

はだしの足の裏から水に溶けたいろいろが私に吸収されてゆく。

 

雨のおかげで見えやすい。

空をヒュンヒュン飛び交う白いモヤ・・・

磐座の奥の、霧の中・・・

手のひらから、立ち昇る・・・

 

そして、私がずっと考えてきた石灰龍の謎解きに

答えをもらった年輪の模様。

 

いつか書きましたね、ブラックホールから新しい宇宙が生まれるというマルチバース説。

宇宙を生き物と捉え、進化論を適応させる発想。

※参照:「宇宙と龍」

 

同じ両親から生まれた子供たちが顔も性格も違うように

それぞれの宇宙にも個性がある。

 

階段状に埋め込まれた木の年輪、

同じ木を輪切りにしてあるにも関わらず

年輪は少しづつ変化しヒビ割れが作る模様もそれぞれに違う。

しくみは同じ、でも個性がある。

渦をまいて大きくなる、その一周のうちにたくさんの線が外に向かう。

線の形に予測はつかない。

でも、方向はすべて同じ。

そして次の一周をつくる。

繰り返す。

個性を発揮しながら。

生物独特の、多様性を発揮しながら。

私には無理だ。

すべては理解できない。

世界中の猫の模様を把握できないのと同じ。

おまかな理解はできても

すべては分からない。

ならば、楽しむしかない。

奇跡のように思える出会いと発見を。

愛するしかない。

その仕組みを。この世界を。

心地よさをめいっぱいくれた三輪山に

この心地よさを保って生きろと

答えをもらったように思います。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「年輪」

 

雄と雌

命をつなぐ

対のスズメガ

 

カラスアゲハはひらひらと

きらめく羽で道案内

 

ハッとする

金の輝き

コガネムシ

 

トカゲのしっぽの瑠璃色は

意識を飛ばす

時空を超えて

 

年輪は

宇宙からの解説図

 

恵みの雨の祝福に

研ぎ澄まされた感覚を

保って生きていこうと思う

 

またおいで

黒いカエルがお見送り