
1秒前の自分と今の自分が、どうして同じだといえるだろう。
1秒後の自分と今の自分が、同じだという保証はどこにもない。
これを可能にしているのは、記憶の連続性に他ならない。
1秒後の自分と今の自分が、同じだという保証はどこにもない。
これを可能にしているのは、記憶の連続性に他ならない。
記憶にすがらなければ、アイデンティティは瞬時に拡散してしまう。
しかし、記憶は簡単に歪められてしまうし、ありもしない事を勝手に創りあげたりする。
記憶は曖昧模糊である。
さて、ここで哲学者ラッセルの5分前世界創造仮説を考えてみよう。
5分前世界創造仮説とは、
さて、ここで哲学者ラッセルの5分前世界創造仮説を考えてみよう。
5分前世界創造仮説とは、
「我々の世界が5分前に、まさに5分前にそうあったとおりの状態で、
そして人々もまたまったく非現実の過去を覚えている状態で突然存在し始めたのだ」
という仮説である。
つまり、我々の過去における記憶も歴史的建造物もすべてが5分前に創りあげられたという仮説である。
つまり、我々の過去における記憶も歴史的建造物もすべてが5分前に創りあげられたという仮説である。
論理的に、この仮説を反証するのは不可能である。
世界が5分前に創られたなら、過去という概念にあまり重要性はなく、
世界が5分前に創られたなら、過去という概念にあまり重要性はなく、
現在という概念にもさしたる意味はない。
ただ未来が開かれているだけの世界・・・
こんな事を考えながら、タバコ吸うとうまいんだよ。
ということで、私は愛煙派。
こんな事を考えながら、タバコ吸うとうまいんだよ。
ということで、私は愛煙派。
世界の禁煙傾向を煙に巻くのが密かな夢。
[参考文献]
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