フロイトの発達理論によると、新生児から思春期頃にかけて、
小児性欲が統合されて成人性欲へと発達していくという。
その発達段階は、
口唇期(0歳~1歳半頃)
肛門期(1歳半~3歳頃)
男根期(4歳~6歳頃)
潜伏期(学童期)
性器期(思春期頃~)
というように分類されている。
他にもフロイトは、去勢不安や男根羨望(男根欲求)など、
エロスの塊のような発言をすることで、私を喜ばせている。
私は、特に男根期に深い思い入れがある。
男根期には、小児性欲が頂点に達し、性器への関心が高まり、
異性に興味を持ち始める時期である。
私が保育園児だった頃、
年長組はプールに入るときに全裸にならなくてはならないという規則があった。
これは男性にも女性にも適用される普遍のルールであった。
私は嬉しくて、意味もなく水の中に何度も潜っていたことを覚えている。
今思えば、これは異性の体の構造が違うということを学び、
正しく異性と向き合うための時間だったのかもしれない。
今となっては、どうでもいいことである。
フロイトの理論が、アド・ホックなものだということもどうでもいいことである。
最近、ある若い女性の先生が、男根期について「何とも物騒な名前ですね」と語っていた。
妙に納得してしまい、爆笑してしまった。
そうか、男性の象徴は物騒なものなのだな。
どうりで、マグナムとかいう名前がつくと思った。