スペシャリスト
ロボットアーム操作で宇宙に行った若田宇宙飛行士のように、
ある分野に特化した者を指す。
もしくは、純血のインファイター幕之内一歩のような。
もしくは、スッポンディフェンスの一之倉聡のような。
愚直とも思えるほどの反復練習のみが、優秀なスペシャリストを養成する。
彼らのような人々をかっこいいと思う。
それは、私がジェネラリストだということではない。
何でも器用にこなしてしまう人というのは、どこの世界にも必ずいるようで。
何でも出来たほうが得だし、楽しいだろう。
彼らのような人々を羨ましく思う。
だが、現在のキャリアプランニングという考え方では、
T字型人間が理想とされているようだ。
つまり、自分の専門を極めた上で関連分野に派生していくということである。
確かに、自分の専門もままならないままに様々な物事に手を出しても、
結局は中途半端になるのかもしれない。
だったら、今は自分の好きなことに邁進したい。
いろいろな物事に手を出すのは、それからでも遅くない。
ただ心のままに、1つのことだけを追い求めたい。
私のように不器用な人間は、なおさらそうすべきだと思える。
日本史の先生の言葉が胸に染みる・・・
道を極めることを『極道』というならば、私は『極道』になりたい。
チンピラは、そろそろ卒業したい。
たとえそれが、鬼畜道であろうとも。
[今回の参考文献]
はじめの一歩―The fighting! (74)/森川 ジョージ
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