私はタイプ別のダンス(スタンダードオンリー)を、PT先生に習っています。
東京で、たま~にだけど。
なので、新しい人と踊ったときは、つい、「この先生はこういうタイプなんだな~」と観察してしまいます。
私が習っているPT先生は、4スタンス理論も知ってるけど、それ以上の理論で教えてくれてはるみたいです。
4スタンス理論のWSも一度受けて、私のタイプはB2だと判明しました。
B2は日本人には一番多いタイプらしいです。
でも、社交ダンス的には、あまり有利ではないらしい。
B2ということで、おおざっぱに言うと、私は、みぞおちクロスタイプ、外側後ろ体重なのですが、それに加えて、左回転タイプであります。
この左回転も、社交ダンスでは、不利らしい…。
日本で強いのは、丹田パラレル右回転タイプだそうです。
イングリッシュスタイルがこれにあたるみたい。
で、これに当てはまらないタイプが、イタリアンスタイルとでもいうのでしょうか。
WDSF系では、当てはまらないタイプのダンスもよく見られるみたいです。
そんなわけで、イングリッシュスタイルが主要と思われる日本では、丹田パラレル右回転をメインにして踊れる人が強いようです。
生まれつきタイプは別にして、そういうふうに教わって訓練するっていう事です。
ピクチャーポーズとか、大抵はボディは右回転と言われるが、PT先生(左回転タイプ)と踊った場合は、そこも左回転でOKと言われる。
なぜなら、先生も左回転してるので、相手のボディ(肩のライン)との角度があっているから、それでOKなのです。
でも、これは、相手が左回転で踊る人か、タイプ別の理論を知ってる人にしか伝わらない。
タイプ別みたいな考え方のない先生に「左ボディをもっと前に(右回転に)と直されて」みたいな話をしたりすると、普通に、「だってそれが正解だから」という話にしかならない。
それで終わり。他の選択肢はない、みたいな。
PT先生に話すと、「それは右回転の先生とだから。らふぁえるさんがやってるのも、らふぁえるさんのタイプからすると間違いではない。でも、右回転の先生と踊るときは、それだとダメって言われちゃう。僕とだったら、ほら大丈夫」っていう話になる。
もちろん直すべきは直したほうが良いのだが、「これが正解だから」で終わるより、いろんな可能性の話の方が面白い。
それに私、競技やってるわけじゃないから、教科書的正解の追求である必要はない気もする。
ただまあ実際には、PT先生のように、私と同じ左回転で踊ってくれる人は、ほぼいないので、私が右回転に合わせるしかないのであるが。
もちろん、右回転ばっかりで踊るわけではないので、右回転、左回転、自由自在にできるようにならなきゃ、何ですがね。
それが、難しいのだわ。
今年はたぶんこれが最後の記事になるでしょう。
皆様、どうぞよいお年を。