コロナに罹りました。

あんなに気を付けていたのに、まさかの身内に裏切られました…。

親父が爺ばかりの忘年会に出かけ、しかもこともあろうに、すき焼きでみんなで鍋をつつくという、一人でも陽性者がいたら絶対うつるやんという状況の下、まんまとうつって帰ってきました。

 

今のご時世、いつどんな状況でもうつる可能性はあるので、それはもう仕方がない、と思うのです。

がしかし!

それのみならず、ちょっと体調がすぐれない、となったときに、母や私は「寝室に籠って出てくんな!」と言ったにもかかわらず、ちょこちょこ出てきてはそこら中触りまくるということを繰り返し、挙句、私も母もうつってしまいました。

 

しかもまんの悪いことに、私は旅行支援を使っての旅行に行く直前で陽性となり、キャンセルする羽目に。

あの時、親父がちゃんと寝室に籠っていたら、うつらなかった可能性もなくはないと思っているので、絶対親父を許さねー!と思っているのであります。ムキームキー

 

 

そんなで、コロナ経験者となったので、備忘録的に、残しておくことにします。

以下、長いから、読まなくていいですよ。

 

私のコロナの症状は、頭痛と熱と食欲不振でした。

のどの痛みや咳はほとんどなく。

ただ、つらかったのは、処方されたカロナールが全く効かなかったことです。

皆さん結構、カロナール飲んだら熱が下がって、楽になったとか書かれてた気がするのですが、カロナール飲んでも、熱も下がらなければ頭痛もましにならず。

頭痛くて寝られない。

 

他の解熱、鎮痛剤を飲みたいけど、医者はロキソニン系は禁忌だというし、カロナールを飲んでおきなさいの一点張りで、他に飲んでいいものがあるのかもわからず、我慢するしかなく。

先生がいいというので、6時間ごとにカロナールを飲み、4日分のカロナールを2.5日で飲みきり、追加でもらうべく発熱外来に行ったら、寒空の下、40分外で待たされ、体が冷えたため、体温は平熱状態になり、先生、全く深刻とは思わず。

 

その日、家に戻ってしばらくしてから、脱水症状に陥り、救急車で運ばれることに。

一応、水分は取るようにしてたんだけどなあ。

にしても、あんなに乗り心地の悪いものとは知りませんでした。

車酔いしそうになり、ストレッチャーを起こしてもらいました。

あれは、余計体調悪なるわ。

 

どこに連れていかれるかの選択権はなく、もしかすると遠くの病院かも、とのことでしたが、割と近めの病院に行くことになりました。

気持ちが悪くてふらつくけど、それ以外特に深刻な感じもなく、点滴してもらったら帰れるだろうぐらいに思っていました。

看護師さんも、「入院しますか?どうしますか?」って聞いてくれてたぐらいだし、「特に何もなければ、帰ります~」と返事してました。

 

ここでも、熱はかったら、平熱でした。

救急車の中、寒かったしな。

でも、感覚的には全然平熱の感じではなかったのですけど。

一応CTも撮られました。

 

 

ふとん1ふとん2ふとん3

で、そのあと結局、入院してください、となるわけです。

私は肺疾患もちなので、レントゲンやCT撮ると、必ず影が映ります。

そのため、初めての先生にはその影が、肺炎の始まりなのかどうかの判断がつかず、万一、肺炎が始まっていたら、急変するかもしれないから、コロナを殺す薬を点滴で3日間入れるので、入院してください、となったわけ。

入院なんて、何年ぶりだろうか。

 

コロナ専用フロアに連れていかれ、もちろん個室。

接触するのは看護師さんのみ。

お医者さんも、ナースコール越しに話すだけで、部屋には来もしませんでした。

(ERでは、人がいないからと駆り出されたと愚痴る、何科か分からない先生がいはりましたけど。愚痴ってるお医者さん、ちょっと笑えました)

 

枕が硬くて閉口しました。

ただでさえ頭痛がするのに、枕が硬くて頭が余計痛くなると言う。

テレビが横にあるので、横を向かないとテレビが見れなくて、これもまた不便でした。

テレビ見るぐらいしか時間をつぶせないのに。

 

固形物が食べられないので、看護師さんが気にしてできることをしてくれましたが、基本食べられたのは、ヨーグルトやゼリーみたいなのばかり。

あとはポカリやアクエリアスみたいなのを飲んでました。

お粥にしてくれたけど、ずっしり重めのお粥で、これは無理。

おかず類も無理。

なんとなく食べられそうなものやドリンクを、親に頼んで差し入れしてもらいました。

 

「そうめんだったら食べられそうですか?」と言われ、「トライしてみます」と私。

暖かいにゅう麺みたいのが出てくるかと思いきや、思いっきり冷たいそうめんで、ちょっと笑いました。

こんな寒い時期に、ほんまにそうめんかいな!

少し食べて、後で看護師さんに、「冷たいのだったのでびっくりしました」と言ったら、翌日は温かい(ぬるい)にゅう麺にしてくれました。

こっちの方が、多めに食べられました。

 

部屋の外に、インスタントみそ汁やコーンスープや、水とお茶類が置いてあったので、あったかいものが欲しくなって、コーンスープを飲んだりもしました。

そこまでは出てもいいけど、このフロアからはもちろん出られませんでした。

 

親からの差し入れは、建物の外にある宅配ボックスみたいなところに入れておいて、看護師さんが時間があったら持ってきてくれるというシステムでした。

 

2日目の夜ぐらいに、ふと目覚めたときに、あ、峠は越えたな、と言う感覚がありました。

その後やっと、熱が下がりました。

3日目の点滴の後、無事に退院という事になり、タクシーが呼ばれて、それに乗って帰りました。

治療費もタクシー代も無料でした。

 

ふとん1ふとん3

その後も、まだ隔離期間だったので、お家でおとなしくして、徐々に固形物を口にするようにしました。

隔離期間を過ぎて、1週間たちましたが、体調はまだいまいちです。

 

頭痛が取れないので、毎日、頭痛薬のお世話になっています。

カロナールは効かなかったけど、頭痛の時にいつも飲む、EVEクイックは効いてくれています。

頭痛は、肩や首の凝りから来ていると医者には言われましたが、それだけじゃない気もします。

あとは、肺が重い感じ。

体力ない感じは、倦怠感になるんでしょうか。

これがいわゆる、後遺症ってやつ?

よくわかりません。

 

でも、頭痛以外は薬飲むほどでもなさそうだし、日にち薬しかないってところでしょう。

 

病院に行かないのに、仕事を休むわけにもいかないので、何となくしんどいけど、仕事も復帰しました。

閑散期という事もあって、職場の人はみな優しくて、とりあえず職場に来て休んでたらいいよ、と言ってくれました。

そして、しんどかったらいつでも休んでいいよ、とも。

体力ないと、座ってるだけでも、結構疲れますね。

食事の量が、まだとれないので、お腹が減ったと思ったら、デスクでなにがしかをもぐもぐしています。

 

ここまでしんどいと、さすがにダンスする気にもなりませんでした。

ちょっと風邪ぐらいなら、無理してでもレッスン行きたい人だったのに。

こんなにフラフラで、踊れるわけがない、という感じでした。

 

隔離期間中は、パソコンを見る気力もなく。

ブログも全然読めなかったけど、読めなくても平気な自分も見つけた。

休まなきゃいけない時は、身体はちゃんと、休んでほしいサインを送ってくれてた。

しんどかったけど。

 

まだコロナの影響残ってる感じだけど、ちょっとずつは回復してるみたいです。

食べられなかったので、3キロほど痩せました。

食べなかったら、この私でも痩せられるんや!と、確認できました。(笑)

食べる努力をしてるので、1キロは戻りましたけど。

体力は戻したいけど、体重は今ぐらいでいいんだけど。

 

ま、無理せず焦らず、じっくり体力回復に努めたいと思います。