タンゴのドラグをするときに、表現で、頭を近づけてもいいですよ、となった。

最初は私を含め、そんなことする余裕はないので、頭離したままやったけど、余裕が出てきたら、先生の頭に近づける方をやって見た。

 

そんな私のお手本(?)を見て、他の生徒さんもやる人が出てきたんやけど。

 

ある時、「ドラグの時、先生の目、見てる?」と聞かれた。

顔の位置と角度の関係で、先生の目は見えるけど、視野に入ってるだけで、目を見に行ってはいない。

厳密には、お互い見つめあってはいない。

先生の方からは、私の顔はしっかり見えると思うけど。

でも、外から見ると、見つめ合ってるみたいに見える、という顔の位置のはず。

 

だからか、他にトライしてみてはる生徒さん。

思いっきり、先生と見つめあえる位置に顔を置いてはる。

すると、外から見てると、なんか変なの。

先生の顔の正面に顔を持っていかはるから、顔の位置は近くないし、頭が立ってしまうし。

 

競技会とかでやってはる動画を観てると、顔を近づけると言っても、男性の肩に近い所に顔を持って行って、肩に顔を寄り添わせてるような感じで、互いの顔を近づけてはる。

だから私もそれを目指してるんやけど。

 

他の人は、その形よりも、見つめ合ってるみたいに見える、という方に、意識が行ってしまうんやろな。

だから先生の目が見えるところに行ってしまう。

 

傍から見ると、それは変なの気がしちゃうんですけど。

 

 

知ってるかもですが、ドラグは「引っぱる」とか「引きずる」という意味です。

足をずずずい~と引きずってきましょう。という感じと思います。