今は、Amazonの社長とかいろんな人達が出現しているからどうか分かりませんが、かつて世界一の成功者で大富豪と言われたビル・ゲイツは青少年時代はナポレオンに憧れていたそうです。

アルプス・サン=ベルナール峠を越えるナポレオン・ボナパルト(1801,ジャック=ルイ・ダヴィッド)
でも実は、ナポレオンの身長は168㎝前後。 当時のフランス人平均が164㎝程度とのことなので、決して低くはありません。 この絵のモデルの日(アルプス越えを行った日)に、実際ナポレオンはラバに乗っていたのは確かなようですが、それはガイドに案内されていたからで身長は関係ありません。 ではなぜ、絵では白馬に乗っているかというと、そもそもこの絵は美術目的ではなく政治的プロバガンダで、ナポレオン直々の依頼で描かれたから。 「荒馬を冷静に乗りこなす」姿を依頼されたジャック=ルイ・ダヴィッドは、ナポレオンの愛馬を元にこの絵を完成させたそうです。 絵の手前に、ハンニバルやカール大帝といった、偉大なるアルプス越えの先達の名が書かれているのも、ナポレオンの依頼だった説があるそうです。
しかし、ナポレオンは読書家で熱心にいろんな本を精力的に読んでいたらしい。
それはビル・ゲイツも同じです。
彼は1日に最低1時間以上は読書して、数ヶ月に1回は1週間読書に没頭して考える期間『シンキングタイム』を作るらしい。
ナポレオンは本を漠然と読むだけでなく、要点やポイントを『読書ノート』に書いていた。戦闘での戦略もナポレオンの豊富な読書が活かされていた。
さらにセントヘレナ島に島流しされた後もナポレオンは精力的に読書して本の数は数千冊を越えるものが残されたらしい。