村田諒太選手はロンドン・オリンピックのゴールドメダリストでもあり、プロに転向してからも勝ち続けて世界チャンピオンになりました。
でも、強豪がひしめき合っている世界のミドル級という階級で二回負けました。
それでも、負けても次の対戦では戦術や戦略を変えて工夫して、猛練習して雪辱を果たして勝っています。
昨夜の世界タイトルマッチも、対戦相手は若くて強い選手でした。かなり強いパンチを打たれましたが、5ラウンドにチャンスを掴んだ村田諒太選手が連打で遂にダウンを奪って、レフェリーはすぐに試合をストップしてTKO勝ちを宣言しました。
前回ブラント選手に一回負けて、次の試合でパワーアップして周りが納得するファイトスタイルを確立した村田諒太選手は本当に素晴らしいです。
試合後のリング上でのインタビューで「もっとリアルに強い選手と対戦したいです」とジムの会長に直訴していました。
それからも本当に期待できる選手だと思います!
それでは Kyodo News の英語記事を読んでみてください。(クリック or タップして)⤵️
【Boxing: Japan's Ryota Murata defends WBA middleweight title】
YOKOHAMA ー Japan's Ryota Murata retained the World Boxing Association middleweight crown on Monday with a fifth-round stoppage of Canadian challenger Steven Butler.
The London Olympic Games gold medalist secured the victory by technical knockout after dropping his opponent in the closing seconds of the round at Yokohama Arena.
"I felt good while I was in the room waiting to come out and I thought I'd be able to end it quickly," said the 33-year-old Murata, who improved to 16-2 with 13 knockouts.
Making his first defense since reclaiming the belt in a rematch with American Rob Brant in July, Murata fought a composed bout against the 24-year-old Canadian.
Murata tested Butler early with his left jab, overhand right and left jab, straight right combinations, eventually ramping up the intensity late in the third round.
He took a jab to the face in the fourth but countered with a hard right hook to the head of Butler (28-2-1), who was making his first world title challenge.
Pursuing aggressively, Murata unleashed a powerful left hook that floored Butler and prompted American referee Rafael Ramos to end the fight at 2 minutes, 45 seconds in the fifth.
"Butler packed more of a punch than I expected. I caught him a couple of times with my right," Murata said.
"It's been a turbulent year, but I was ultimately able to fight on my own terms."
On the undercard featuring two other world title bouts, Kenshiro Teraji (17-0) retained his World Boxing Council light flyweight belt with a fourth-round TKO of Filipino challenger Randy Petalcorin (31-4-1).
It was the seventh successful defense for the 27-year-old Teraji, who claimed the belt by beating Mexico's Ganigan Lopez in Tokyo in May 2017.
Japan's Akira Yaegashi (28-7) lost his challenge for the International Boxing Federation flyweight crown against South Africa's Moruti Mthalane (39-2).
The defending champion seized control with an explosive eighth round and had been dominating Yaegashi when the referee stopped the fight in the ninth.
体格の違いが一目瞭然ですね。
でも、闘う男の魂は平等だ!😊 🥊
いや、最近は女性のボクシング熱も盛んになってきているようだから、
「闘うファイターの魂は平等だ!」
と言い換えます。
この Eye of the Tiger は、世界6階級制覇という驚異の偉業を成し遂げたフィリピンの英雄のマニー・パッキャオなど多くの格闘家が入場テーマ曲にしています。
マニー・パッキャオは、ボクサーというだけでなく、なんと政治家・国会議員としても活躍しているのです。
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【共同ニュース・日本語訳】
ボクシング:日本の村田諒太がWBA世界ミドル級タイトルを守りました
横浜・・・日本の村田諒太はカナダ人の挑戦者スティーブン・バトラーに対し5ラウンドのレフェリーストップで世界ボクシング協会ミドル級王座を月曜日に防衛しました。
ロンドン・オリンピックの金メダリストは、横浜アリーナでのラウンドの5ラウンドで対戦相手をダウンさせた後、テクニカルノックアウトで勝利を確保しました。
「控え室にいる間は気分が良く、すぐに終わらせることができると思った」とノックアウトで16勝2敗( 13 KO勝ち)に改善した33歳の村田は言った。
7月にアメリカのロブ・ブラントとの再戦でベルトを取り戻した後、彼の最初の防衛を行った村田は、24歳のカナダ人に対して冷静に戦いました。
村田は、左ジャブ、オーバーハンド右ジャブ、左ジャブ、ストレート右コンビネーションでバトラーを試合序盤で捕らえ、最終的に第3ラウンドの後半に強度を上げました。
彼は4回目でジャブを顔に当てたが、最初の世界タイトル挑戦をしていたバトラー(28勝2敗1分)は頭への強い右フックで反撃した。
村田は積極的に追いかけ、強力な左フックを解き放ち、バトラーを床に落とし、アメリカの審判ラファエル・ラモスが第5ラウンドで試合を終了させた。
「バトラーは予想以上に多くのパンチを詰め込んだ。私は彼を自分の権利で数回捕まえた」と村田は言った。
「激動の年でしたが、最終的には自分の条件で戦うことができました。」
他の2つの世界タイトルの試合をフィーチャーしたセミファイナルでは、寺地拳四郎(17勝0敗)は、フィリピンの挑戦者ランディ・ペタルコリン(31勝4敗1分)の4ラウンドTKOで彼の世界ボクシング評議会ライトフライ級ベルトを保持しました。
これは、2017年5月に東京でメキシコのガニガンロペスを破ってベルトを奪取した、27歳の寺地にとって7番目の成功した防衛でした。
日本の八重樫(28勝7敗)は、南アフリカのモルティ・ムタラン(39勝2敗)に対する国際ボクシング連盟のフライ級王冠への挑戦を失った。
ディフェンディングチャンピオンは爆発的な第8ラウンドでコントロールを奪取し、審判が9ラウンドの戦いを止めたときに八重樫を支配していました。