日馬富士による貴ノ岩リンチ事件で大相撲は大揺れですが、
ビール瓶リンチ事件は、以前にもありました。
17歳の新弟子の時太山が先代時津風親方にビール瓶で殴打され、『かわいがり』といわれるリンチを他の数人の弟子に指示して時太山は死去した。
その時に時津風部屋所属だった豊ノ島関は真摯に土俵の相撲に打ち込んでいた姿が印象的だった。
豊ノ島は169cmの小兵ながら力一杯の相撲を取り関脇まで登り詰め、14勝を上げ普通なら優勝の成績だが白鵬が立ち塞がり優勝決定戦で惜しくも敗れた。
今はケガなどの影響もあり番付を下げて幕下まで落ちながら元気に相撲に打ち込んでいる。本当に相撲が大好きなんでしょう!
そして、豊ノ島関はとても性格が明るい。
カラオケ大会でも盛り上げてくれる。
間違ってもカラオケのマイクやリモコンで人をぶん殴るなんてことはしない。
今度の大事件で相撲は激震で屋台骨が揺らいでしまったが、大相撲は変わらず続いていく。
貴乃花親方は稽古熱心でガチを貫き、確かに立派だが、先代若乃花や先代貴ノ花から続く名門の出身でデビューからエリート待遇の環境だった。
豊ノ島関みたいな、一人で相撲界に飛び込んで叩き上げで上に駆け上がった苦労人の力士は沢山いる。
陰湿で暗い日馬富士リンチ事件から大相撲は再建して、また明るい相撲界になってほしい!
大相撲はこれからも続いていく!