横綱の稀勢の里が今、苦しんでいる。
「横綱なら万全の体調で本場所に望むべきだ」とかの声が周りから出ています。
しかし、出場に踏み切るのは稀勢の里の責任感でもあるし、なにより尊敬する師匠の故鳴戸親方(元横綱隆の里)の「土俵のケガは土俵で治せ」との教えを守ったのではないでしょうか。
鳴戸親方はとにかく厳しい親方だったらしい。
八百長や馴れ合いを特に嫌い、出稽古さえ制限して禁止した。プロ野球のオールスター戦などで他チームの選手同士が馴れ馴れしくベンチで話して変化球のボールの握りなどを教えあうなど鳴戸親方から見ればぶん殴られるレベルだろう(笑)
そして、「相撲は土俵際が最高に面白く醍醐味ある見せ場だ!」
稀勢の里関は、鳴戸親方の教えの良い点は引き続き磨き、今そぐわなくなった点は改善する『守破離』の精神が必要だと強く感じます。
稀勢の里は絶対に大横綱になる充分な素質がある力士だ!
秋場所も万全でなかったら最初から休場して九州場所で勝負を賭けるという決断をしてほしい。
がんばれ~~稀勢の里!